泊まれて嬉しい！伊勢の露天風呂客室！お料理も素晴らしいお宿「伊勢神泉」
さいっこー！！！
温泉、特に露天風呂が大好きな私にとって、客室に露天風呂が付いているなんて夢のよう。
ここは伊勢神宮外宮参道にある‘’伊勢神泉‘’というお宿。
伊勢神宮参拝は3年前から延期延期…
今年新年開けてやっと実現した。
母、姪、夫、娘との5人旅。
以前から伊勢神宮参拝旅行を計画していたが、コロナや金銭的なことで延期せざるを得なかった。
が、今年のお正月。
「伊勢神宮に行きたい」という姪の一言から、計画はトントン拍子に進み実現に至った。
母は今年で74歳。足が悪いためなるべく便の良い所で、できれば料理も評判が良い所。そのくらいの気持ちで宿探しをしていた私の目に飛び込んできた宿情報。
‘’全室露天風呂付き、外宮参道、お料理の評価ほぼ星5つ、5人でスイートルーム10万円‘’
これ以外にない！即予約。
誰のためでもない自分のための予約みたいになってしまったが^^;
どんなだろう、あー楽しみで仕方がない！
と数日待ちわびていざ出発の日。
雪も心配だったがお天気に恵まれ、そして宿に到着した私を興奮させたもの、それはもちろん露天風呂！
いつでもどうぞと言わんばかりに立ち込める湯気。指先を入れると、ジンと熱めの湯が私に囁く。‘’さあ、どうぞ‘’
今すぐにでも、せめて足湯だけでも入りたかったが、到着が大幅に遅れたこともありまずは外宮へお参りに出た。
夕方の伊勢神宮外宮は、まさに神宿る場所へ導かれたような感覚だ。
大木が荘厳と佇む。
端々に神宿る。
終始鳥肌が止まらなかった。
さて、宿に戻り夕飯の時間。
場所は食事処の個室。
私は伊勢名産のにごり梅酒をロックでいただいた。
まろやかでコクがある、とてもおいしい梅酒。
お品書きの写真を撮ることなど全く忘れていたくらい、その場に夢中になってお料理をいただいた。
写真に撮って思い出を持ち帰るところまでいかないほど、その場が素晴らしく楽しく充実していることがある。
それこそが最高の幸せなのだと、改めて平和と家族とこの恵まれた人生に感謝をした。
そしてこの後、さらにさらに改めて感謝をし続けることになったのが‘’客室の露天風呂‘’である。
温泉ではあるが湯温が低いため常に適温に沸かしてくれている。
43度の設定になっており、寒い外気の中ではちょうどあたたまる温度だ。
竹からチョロチョロと水が出ていて、これは風情を楽しんでもらうためのものということで22時30分頃に止まると書いてあったと思う。
湯船の大きさもまたちょうどいい。
足を伸ばせるが広すぎもしない。
体はポカポカ、顔はヒンヤリ。
露天風呂のここが好きだ。
風や葉の音、雲や月。
自分は地球の表面に居ると感じられる。
(このお宿は街中にあるためバルコニーに高い木の囲いがあり、自然を見ながらというわけにはいかないが、私は目を閉じて風を感じながら好きな風景を想像して入った(^^))
もちろん明朝も入った。
夜が開ける前のまだ暗い時間。
ヒンヤリ冷たい朝の空気に、再びもうもうと立ち上がる湯気。
東の空が少しオレンジ色に明るくなってくる。
まだ地球の空気感を人間が支配し始める前のこの時間帯が私はとても好きだ。
ただそこにある自然の呼吸を強く感じられるから。
そんな尊い時間に、こんなに気分良くいられるなんて、本当に私は恵まれている。
そしてそこにザブンと入ってきた、はだかんぼの娘。
心の底から、幸せと感謝を叫ばずにはいられなかった。
お風呂好きな方だけでなく、伊勢への旅行の思い出の一ページにぜひ付け加えて欲しい、そんな宿です。
私にとっては、一ページどころか、アルバムの全ページを和紙にグレードアップしてもらっちゃいましたくらいの最高の思い出になりました。
この幸せを皆様にも！
おまけ
姪が撮ってくれていた食事の写真がありました！
ほうじ茶ラテで味変を！
読んでくださりありがとうございます！ 書くことが好きで居続けられることを何より大切にしています。 ぜひよろしくお願いいたします！ 書くこと、読むことを楽しめる世の中でありますように。