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導火線

無理やり見せられている広告ではなく
・思いがけず目を奪われて話題にしてしまう広告
・自ら検索してでも見たい広告
・思わずシェアしてしまう広告

これらがコンテンツとなる広告であると考える。

企業・商品 ↔︎ 世の中・人
ここが重なる広告が、世の中と商品を結んで届くいい広告である。

マス広告の時代にはテレビの前に大勢が集まっていた。
一方で、現在はSNSなど複数のチャネルがある。

だから大体の広告はコンテンツでないと見てくれないし、
どこのコンテンツかによっても作法が違う。

<コンテンツとなる企画>

・恐怖心(客観性)を持つ
自分で考えたアイデアは可愛いもの。
ただ、クリアな眼で企画を見る必要がある。

・自分の面白いを信じる
個人が面白いと感じていることが最もクリエイティブで面白いもの
「ポン・ジュノ」

・世の中と自分の面白いを増やし続ける
世の中で何が面白いと言われているかを知らないと、客観性の精度が落ちる
自分が面白いと思った体験や感覚を更新する必要も。

・人に説明する、お勧めする癖をつける
自分がどこにグッときたのかを言語化して、さらにそれを人に伝えるために再構築するという技術が必要になる。

・制約をジャンプ台にする
媒体を考えた時に、その媒体の条件をハックできないか

・どの様式や文言でシェアされていく、拡散していくかを計算する
世の中のリアクションや切り取られ方、その時使用されるメディアも含めて、誰がどこでどういうリアクションをするかから逆算。

・勝負するメディアの特性を観察する
どのメディアを狙うのか、そのメディアではどんなコンテンツが人気なのか。どういう属性の人がどういう視聴態度で存在しているのか

・どこの誰から火がつくのか、導火線を具体的に想像する
誰にどんな形で届くのか、どうやってシェアされるのか
最初の火を具体的に想像

・あとは祈る

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