私の2.26事件
先ほど、3月11日の思い出に絡めた話を書きました。それを書いていて、自分にとっては、忘れられない日がもう一つあったことに気づきました(他にもあるのですが、特に印象強いという意味で)
その日は、1993年2月26日です。今年の2月26日にFacebookにアップした記事を転載します。
<引用>
コロナ禍の中、危機が迫ると、思い出す日があります。一瞬死が頭の隅をよぎった1993年2月26日です。9.11(注:いわゆる「同時多発テロ」)の8年前、今はないワールドトレードセンターで爆弾テロがありました。その時、One World Trade Centerの85階から階段を降りたところで救急車に収容され、それから病院に収容されました。その日に関する報道を、30年近く経って見つけました。ネットの威力はすごい。4人病院に収容された私以外の方に会ってみたいなと、時折思ったりします。4人のうち3人は銀行員ですが、すべてかつてあった(すでに歴史上の存在になってしまった)銀行です。
<引用はここまで>
この日は、ベルギーから転勤でニューヨークに来て確か3日目。85階にいた私は、住む家を探すために、マンハッタンの向かい側にあるニュージャージー州の町フォート・リーの不動産屋さんに電話を掛けていました。家族にも、「今から向かうから」と電話しオフィスを出ようとしたその時、階下で「ポン!」と音がし、ビルがほんの一瞬揺れました。
もちろん誰も何が起こったかわかりません。104階という超高層ビルなので、窓から外を見るとヘリコプターやセスナ機が飛んでいたりする光景を見ることがあったので、ヘリコピターでもぶつかったのだろうかなどと、周りの人に言った記憶があります。25分から30分経った頃でしょうか。総務係のランスというプロレスラーみたいに立派な体格の同僚(総務係)が部屋に来て、"You guys need to evacuate. Now. It's a bomb."のようなことを口走ったような…
もうエレベーターは止まっています。仕方なくステアケース(階段)に向かいました。そこの光景は…(疲れたので、続きは明日)
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