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記事の蔵出し

随分前からいろんなところにものを書いてきたなと、今しみじみ思っています。その中の一つが、楽天ブログというブログに書いていたものです。当時は、少しずつではあるものの、定期的に(あるいは記事を出すたびに)読んでくださる読者ができ、その輪が広がっていくのが楽しく感じていました。今Noteでそれを感じています。

昔のブログを読み直してみると、中途半端な「〜してはどうでしょう」的なものが多いのですが、中には、今の自分が読んでも「なかなかいいんじゃない」と思えるものもあります。

自分のためにも、あるいは、僕のNoteを読んでくださる皆さんにも、少しは役に立ちそうだなと思えるものを「蔵出し」してみようかなと思います。次の記事は、2004年10月28日に書いたものです。

初心者にやさしいアメリカ
(楽天ブログ「英語の学び方いろいろ」より:2004年10月28日記事)

今日は朝から大阪へ出張で、日記を書くのが極端に遅くなってしまいました。大阪に行くと、少しずつ東京との違いを感じます。エスカレーターでは、急ぐ人のために右側を開けますが、大阪では反対ですよね、例えば。

 アメリカと日本でも、かなりいろんなことを感じました。アメリカは、初心者にやさしい国かも知れません。(確かこの手の話を前にも書きましたね。そうそう機械のマニュアルのことで)ニューヨーク時代に交流させて頂いた株式投資のプロで、荒井拓也さんという方の著作の中に、こうしたアメリカの側面を、おもしろおかしく紹介するページがあって、記憶に残っています。その本は、新たに書き換えられたようなので、現在のものに、そうした挿話があるか確認しておりませんが、インターネットによる株式投資に興味のある方は、お勧めの本です。(この部分は余談です)

  大学の教科書も、かなり初歩的なところにページを割いているので、日本人には高校の授業の復習のように見えますが、このあたりは基礎重視の姿勢がはっきり見えます。「いまさら聴けない」ことがいっぱい書いてある感じです。でも、一般に教科書は非常に分分厚く、最後の方になると非常に高度な本来大学で学ぶようなレベルの記載がこれまた多いという編集になっています。用語の索引もしっかりしていますので、その意味内容をつかむにもうってつけです。

何かの知識をしっかり得ようとすると、アメリカの大学の教科書は非常に良いと思います。ポール・サミュエルソンという人の経済学の教科書などは、日本語にも訳されていたと思いますがお勧めです。通訳になる人などは、自分の専門以外に守備範囲を広げていく時に、こうしたアメリカの教科書を使うということを聞いたことがあります。何冊も必要ないので、皆さんも何か得意分野を作られるのであれば、一冊しっかり読まれることをお勧めします。私も、一年の留学時代にサミュエルソン先生の「経済学」の世話になりました。

内容的には古い本だと思いますが、投資の基本的な考え方もしっかり書かれていて、今でも面白く読めそうです。アマゾンでは中古が買えるのが嬉しいですね。


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