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2021年に達成したいこと

こんにちはHIROTOです。

今日は1年後くらいにこの記事を自分で確認する為の2021年度の達成目標をつらつらと。

2019年(令和元年)5月に個人事業主として独立。

5月頭には、初めてのパキスタンへと。

何も知らずに到着してしまったのは、ラマダン(イスラム教の断食月)笑

いい意味で現地の方のインパクトには多少残ったかと。

当初はとにかくメルカリ。

数ヶ月後にBASEでの販売開始。

洗濯、撮影、実寸計測、商品説明作り、発送の日々。

好きなことをするにも、楽しいことだけでないことを実感。

肝心の仕入れは回数を重ねるごとに、少しずつ現地の方との繋がりもでき、徐々に良いものをしっかりとした量(1トン越え)で持ってこられるようになったのが4回目の仕入れから。

4回目の仕入れに向かう前には、店鋪の契約も済んでいた状態であった為ひと安心。

4回目の仕入れから戻った2020年9月に実店鋪OPENに向け着工。

無事10月にOPEN。

ここまで、とてもじゃないけど数えきれない方の支え、協力があって少しずつ形になってきた模様。

ありがたいことに店鋪、ネット共に売れ行きは上々。

売り上げが上がることは勿論嬉しいことですが、一喜一憂することなく、スピード感を持って、自分の思う方向へ進みます。

さて、本題である2021年の達成目標ですが、2021年2月現在はっきりとは絞れていませんが、高円寺または下北沢に進出しようと考えています。

理由については、大きく2点。

1.シンプルに挑戦

古着好きにとって、聖地とも呼ばれ、高円寺や下北沢が激戦区であるのは間違いないと思います。

2019年の独立以降、メルカリ、BASEで販売をしてきましたが、ECサイトを利用させてもらうということは、家賃、集客にかかるコストなどを、手数料としてメルカリさん、BASEさんに支払う形で運営していかなければなりません。

恐らく2019年、メルカリで古着の販売をしていたアカウントで、海外仕入れ(ベール買いを除く)を行い、実店鋪を持たずECサイト販売のみで生計を立てていた人は、ほとんどいないのではないかと思います。

それが功を奏し、現在栃木県小山市の実店鋪においては、ネット販売に比べて、送料、手数料を抜いたイメージの値段にて提供することで、回転率の向上、古着に興味がないお客様にも購入いただけているかと。

勿論ネット販売は継続中。

コロナさんが世間を騒がせ始めた頃から、多くの古着屋さんがネット販売にも力を入れ始めたと思いますが、多くのお店が苦戦しているのではないかと思います。

大きな理由として、メルカリが価格.comの役割を果たしてしまっていることで、古着の相場が以前にも増して概ね決まってきた点。

お客様側の見える化が進んだ為、店鋪で気に入った商品があった場合にも、メルカリを使用して、もっと条件の良い商品を探すことが当たり前になってきました。

古着の相場が顕在化してきた今、お客様側もある程度の情報を持った今、売り方も勿論大切ですが、それ以前に自己の実力を磨く必要はないのか?

今1度俯瞰してみる必要があるのではないかと思います。

自身の強みを考えた時に、自衛隊、海外生活の長さ、真冬野宿ヒッチハイク、3ヶ月間のインド旅の経験等から得た、ローカルに入り込む嗅覚(彼らが何を喜び、何を嫌がるのか。何を誇りに思っていて、何に触れてほしくないのか?)と圧倒的な体力だなと。

パキスタン仕入れを発信しておりますが、内心は他の古着屋の方が入った所で買えないし、送れないだろうなんて考えている黒い腹があるわけです。#後染め

正直仕入れ力では勝っていると踏んでいます。

この根拠なき(自分ではあるつもり)自信を試しに行きたいと思います。

2.古着屋の多店舗展開は国内では考えていない為

国内で店舗数の多い古着屋ですと、西海岸さん、JAMさんあたりでしょうか?

自分のピッキングのストライクゾーンは然程広い方ではなく、約3週間の滞在中に全日程を投下しても、1トン弱。

この量で多店舗展開は難しいですし、クオリティーを下げれば仕入れ量は簡単に増えますが、既存のお客様の満足度は下がります。

また、自分のビジョンとして古着屋はあくまでも手段であって最終目的ではないという点も。

※決して手を抜いてる訳でも、古着愛がないわけでも無く、超絶必死ですのでそこの所は....

まずのまず、下北沢または高円寺で圧倒的に勝ってきたいのです。

地代を考えると地元小山に比べ、やや価格設定は上げないと厳しいですが、恐らく勝てます。

そして出店地域の同業に嫌われることも1つの目安になると考えます笑

同業に嫌われるということは、他が真似できないサービスの提供、お客様の為になることが非常に多いと考えます。

その商品をその価格で出すなよ!

そんな苦情を取りに行こうと。

その店舗でしっかりと結果を出すことで、小山の店舗に来ていただいているお客様の満足度も、相対的に上がるのではないか?とも考えます。

また、現状古着に興味のないお客様に興味を持っていただく為にも、東京で売れている古着屋というポジションは狙いたい所。

栃木県の古着屋で2800円のシャツ。

同じシャツが下北沢では4000円なんてことはザラにありますが、これが悪いのではなく、これが世界に名を馳せる東京のブランドです。

出かけ先で買ってしまう砂時計、マグカップなどが良い例ですが、ここには『思い出が欲しい』という心が購入に繋がる理由の1つではないでしょうか?

その思い出の価値が、地方から東京へ行き、古着屋で購入するお客様の心にもあると考えています。

ただ、お土産に中毒性は無く、『東京に行ったらあの店に行こう』とリピートに繋げる為には、しっかりとした満足感が必須。

購買意欲を左右するものは数多くあると思いますが、自分が狙うのは品質と価格による差別化。

手に取ることができ、試着することができる上でメルカリより安い。

また、仕入れの流れをもっとコンテンツとしても楽しめる物として発信していきたいとも考えます。

ブランディングなんかはそのうち学びます笑

実力がないのにブランディングへと走るのは逃げであり、まずはしっかりと刀を研ぐことが大切。

最後に

この記事は冒頭でも書いたように、自分で振り返る目的もありますが、小山のお客様にそのうち見てもらえればという気持ちも入っています。#やっぱりプチ黒い

理由として、ある程度時期が進み、出店が現実性を帯びてからの発信では、新鮮味が無く、『軌道に乗って調子こんでるなあいつ』は避けたいので笑

お客様にも応援していただける挑戦である為には、その前の背景も一緒に共有しておく必要があると考え、この記事をこのタイミングで作成しました。

答え合わせはもう少し先で。

2021年2月19日(金) OWEYOUにて


2021年8月23日追記

このように綴ったものの、気持ちが固まらずに中々投稿することが出来ず、下書き保存から抜け出せずにいました。

2021年5月より仲間を迎え入れ、6月に再びパキスタンへお邪魔して参りました。

計画は大きく変更となり、店舗を北関東最大の都市宇都宮へ出店する方向で進んでいます。

変更した理由は大きく2点。

1点目は出店コスト。

流石世界の東京。設備投資も必然的に大きくなり、このような世界の中、取るべきリスクではないと判断しました。

2点目は、現状自分が責任を持って運営できる範囲(現店舗の顧客満足度含む)での拡大が吉と感じた為。

出店の時期については、2021年中を狙っています。

2020年10月に現店舗を出店したので、お客様へのインパクトを考えた時に今年度中がリミットだと考えている為。

どうなるか分かりませんが、なんとかしますので、小声で応援していただければ幸いです。

それでは!














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