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古着屋は稼げるのか?

こんにちはHIROTOです。

この記事では、『古着が好き』『将来古着屋』をやりたい!

でも生活していけるか不安という方に向けて、自分自身の実感から書いていきたいと思います。

★この記事を書いている人★

HIROTO 32♂

パキスタンにて仕入れを行い、メルカリ、BASEにお邪魔して2019年5月ネット開業。

メルカリでの取引は3000件以上。

2020年10月1日 栃木県小山市に古着屋 OWEYOUをOPEN。

2022年3月1日 栃木県宇都宮市に古着屋 OWEYOU 宇都宮店をOPEN。

かなり昔から有名な記事で、『古着屋は儲からない。絶対に開業するな』という記事が今でも上位表示されます。

まずのまずですが、どの職においても稼げている人、稼げていない人はいる訳で、『なぜ?』とそこに真摯に向き合えない人は、そもそも自営、起業には向かないのではと。

その『なぜ?』を突き詰めていくと結果的に、お客さんのことを第一に考えた運営につながっていくのではないかと思います。

綺麗事にも聞こえますが、これが本質的な部分かと。

10数年前には、『ただの安売り』と言われたり、ユニクロの服だとバレて恥ずかしい『ユニバレ』なんて言葉も存在したわけですが、結果ユニクロは世界で2番目のアパレル企業となっており、世界1位のZARAも射程圏内です。

結論、日本一世の中の役に立つアパレル企業がユニクロであることは、現時点では確実なこと。

さて本題である『古着屋は稼げるのか?』ですが、ここに明確な答えはなく、『あなたに古着屋として稼いでいく覚悟、ビジョンがあるのか、正しい努力ができるのか?』という結論に尽きます。

更にざっくり言うと、全国にある古着屋でしっかり稼いでいる古着屋がいくつあるかは分かりませんが、仮に50店に1店だとした場合に、その1店鋪になることができるかです。

またはその自信があるのか。

この質問に対する現時点での答えは人それぞれかと思いますが、最低でもその自信(覚悟)は必須。

天才でないのなら、50人の中で1番努力(没頭)すれば良いだけ。

悪く見積もっても、飯を食っていく程度ならこのくらいでいけると思います。

メルカリの躍進が大きく流れを変えた。

1990年代のヴィンテージブーム。

自分自身その流れの中にいた世代ではありませんが、17歳くらいからヴィンテージにハマっていき、Lightningで特集がある度に購入して読み込んでいました。

当時周りに古着が好きだと言う友達は然程おらず、1人で週3程のペースで通っていたかと。

クソガキに時間をいつも割いてくれていた店長には本当に感謝。

それが2007〜2008年頃。

多くの古着屋が苦境に立っていたかと思います。

そして今、ブームというよりは古着の安定期が来たのではないかと思います。

ファストファッションへの飽きもあるかもしれませんが、やはりメルカリが1番の理由ではないかと。

先ほども触れましたが、10年前に古着を買っていたのは、古着好き。

メルカリで今古着を買っている人達は、果たして古着が好きなのか?

既にこの回答はどうでもいい時代となっているように思います。

少なくとも古着は今までになく、近い存在となっていること。

古着が受け皿となっている可能性もあるのではないか?

これはあくまでも個人的な見解に過ぎないが、正解を探すのに疲れたという可能性もあるのではないだろうか?

つまり、『このブランドが流行っている』『このブランドはあの人が着ていた』などアンテナの高い人達は数多くの情報を追っている。

一方で、MBさんなど影響力のある人がファストファッションのユニクロを推す(ユニクロは確かに良い)

その中で、以外にも人にごちゃごちゃ言われる事が少ないのが古着だったりもするわけです。(人が着たものは嫌だと言う人が少しいるくらい?)

勿論古着の中にもトレンドがある訳ですが、数多くの古着メディアがインスタ上に乱立しており(スタートはyutoriのふるだん、ふるじょ)自分の好みのコーデを見つけることもかなり簡単に。

実はコスパがいいという側面も

古着転売という副業があるくらい(セカストなどのリサイクルショップで購入した古着に利幅を乗せて販売すること)に着用しても再販が簡単にできるという側面もあるのではないか?

購入を悩んだ際にも、最悪メルカリで売ればいいやと意識しているお客さんも一定数存在するであろう。

本題はどこにいった?

本題は古着屋は稼げるのか?でしたね。

本題から逸れている訳ではなく、冒頭にも触れましたが、様々な理由があって稼げている古着屋、稼げていない古着屋がある訳です。

『多くのなぜ?』

『あなたのお客さんは誰ですか?』

『お客さんが大切なお金を使って買ってくれる理由は何ですか?』

『わざわざ再びお店に足を運ぶのは何故ですか?』

『古着に興味がない人も買ってくれる理由があるとしたら、それはどんな理由ですか?』

ドラッカーの著書『現代の経営』に書いてあることですが、冷蔵庫は物を冷やす為の物というのは常識。

ある家電の会社はエスキモーの人々に、食糧を凍らさずに保管できるものとして販売したようです。

国内で言うと、ビックリマンチョコなんかがその例で、ビックリマンチョコはチョコではなく、シールを売っていましたね。

僕自身まんまと戦略にハマっていた訳です、、、、笑

くそ!

Googleで『古着屋 稼げる』なんて検索をかけて、その情報に左右されるようでは、事業の種類に関わらず、ワクワクする未来はないと思います。

自分自身走り始めの古着屋です。

知らないことだらけの身ではありますが、自分なりに見据えている形はあり、そこに近づく為に人生を賭けています。

多少偉そうな感じになってしまいましたが、人に話すこと、このように綴ることには、自戒も含めていますので悪しからず。

こんな感じで!







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