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14ー0

先程行われたW杯予選の日本対モンゴルを見て思ったことを書きたいと思います。そしてこの思ったことは、高校時代の指導者から学んだことでもあり、改めて大事なことだと気付かされました。大きく分けて2つあります。

①サンダーパス

これだけを見た人はなんのこっちゃと思うはずです。これは縦パス、楔のパスです。イメージでいうと相手のプレスの矢印を一気に変えるパスです。また、雷のような素早いパスという意味でもあります。それもボール保持者と同じレーンに出すパスではなく、隣のレーン、もしくはもう一個奥のレーンに通すパスです。

日本代表でいう2点目の得点シーンですね。吉田選手から大迫選手へ入ったパスです。それまで日本はブロックを作るモンゴルに対して相手の前を通る外回りのパスばかりでした。ただそれも大事なことです。幅と深さをとる攻撃はサッカーの原理、原則であるからです。ジャブがあっての2点目だと思います。

高校時代はこのサンダーパスをみんなが常に狙っていました。そしてこのパスに合わせて攻撃にスイッチが入ります。相手の網、ゾーンを破るわけですから。相手は置いていかれるわけです。そして自分達にはサンダーパスを出すタイミングがわかるのです。あ、サンダーパス出すなって。笑

何故だと思います?それはボールの持ち方にヒントがあります。

ボールをオープンに持つからです。そうすることで相手は横パスを狙います。それに合わせて後ろもスライドをしてきます。その時がチャンスなのです。相手が移動した瞬間に体をひねり縦パスを出す。ノールックパスにも近いですね。これが通った時はまさに快感。してやったりです。この後は相手も間をケアしてくるのでワイドが空きサイドから攻撃できます。サッカーは騙し合いですよね。だから面白い。

2つ目は明日書きたいと思います。笑


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