日替わりのスター ラ・リーガ14節

代表ウィーク明けのカディス戦。怪我人が多発しているマドリーはカスティージャから5人選手を招集した。ベリンガムとセバージョスが復帰し、一応人は足りるくらいにはなった。スタメンは
ルニン、カルバハル、リュディガー、ナチョ、メンディ、モドリッチ、バルベルデ、クロース、ベリンガム、ホセル、ロドリゴ。
70分モドリッチ→セバージョス、78分ベリンガム、ロドリゴ→ルーカス、ゴンサロ、88分カルバハル→フラン。
試合前にはブラヒムがスタメンであったが、体調不良によりロドリゴがスタメンとなった。
基本442でベリンガムによって3トップのようなときもある、といういつものやつだが、守備を気にしてバルベルデがクロースと2ボランチ、モドリッチが右ということになった。それにより、攻撃時はカルバハルがウイングの334(ホセルとベリンガムが2トップとみなす)。自分はバルベルデの下がり目が嫌いなので何とも言えないが、カルロにとって必要な処置だったと思う。(嫌いな理由は彼である必要がないタスクだからです。)

万全か怪しいロドリゴが左ウイングに入り、本来の彼に戻っていった。同じ時代にヴィニとマドリーに入ってしまった運命で本来のポジションでは使われなくなっていた。以前までの彼は急遽このポジションに入るとぎこちなくなっていたので、堂々とプレーしてマドリーを勝利に導いたことは賞賛されるべきだろう。彼のドリブルのステップは次元が違う。
ただ、ホセル、ベリンガムの三人のプレーが少しずれることも多少あったので、ヴィニが戻ってくるまでの期間で連携を高めなければならない。それでもロドリゴのアシストでベリンガムにゴールが生まれたことは良い傾向だろう。

この試合で途中交代したモドリッチ。過負荷ということですぐに戻ってこれるらしいが、この試合の彼を見ているとこの離脱さえ勿体ないようなプレーぶりだった。彼のところでいくつ起点を作れたか。自分たちがボールを簡単に持てる場合のモドリッチはこれ以上ないプレーをする。まだ彼の力が必要だろう。
カディスの守備が並んであるだけで人に対してついて行かないことによってベリンガムやモドリッチ、ロドリゴもボールを引き取りに行きやすかっただろう。代表ウィーク明けのセッションとしては都合の良い相手だった。

途中からカスティージャと普段ベンチのメンバーによる試合が始まった。前線に若い選手が多いこともあって、簡単に突っ込んで失うことも多かった。これはルーカスも同様だった。もうそういう試合だったので、点を決めてアピールすることが必要だっただろう。さすがにもう少し頑張ってほしいという出来だった。そしてネガトラの部分でクロースが大変そうだった笑


ヴィニが離脱し、ベリンガムもまだ万全ではないし、少し離脱していた。その間にロドリゴが復活した。彼はゴールが入らない時期を過ごして心配されていた。しかしゴールで勝たせた。これは紛れもない事実だ。シーズンにはいろいろな時期がある。その時期によってヒーローが現れる。それがかみ合ったときに優勝が見えてくる。



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