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挑戦しつづける覚悟

夢を持てば笑われて 声を上げればたたかれる
見上げることができない町で 僕はどうだ?

キングコング西野氏が描いた絵本”えんとつ町のプペル”にでてくる歌詞の一節です。この絵本は映画化されて話題になりました。#ミュージカルや歌舞伎にもなってるよ#アメリカでも映画公開されてるよ

物語の舞台はえんとつ町。その名のとおり煙突だらけでケムリに空を覆われたその町では、星や空は存在しないものとされ、住民もそのように信じさせられていました。もし疑うひとが現れれば、異端審問官に連行される始末。

そんな中、ある日空から降ってきたゴミでできたゴミ人間と、星の存在を信じる少年ルビッチの物語です。

さて、映画の内容をふまえたうえで、今回の本題です。

◆小さな挑戦を叩かれつづけて、大きな夢を持つことすらなくなる現代

映画はまさに”夢を持てば笑われて 声を上げればたたかれる”現代社会をあらわしています。新しいことに挑戦しようとしたとき、みんな(特にオトナ)に”そんなの無理だよ””現実をみたら”などと批判されたことはないでしょうか。いや直接的に言われなくても、今まで生きてきたなかで小さい挑戦を否定され続けて、小さな勇気ある一歩でさえも踏み出すことができなくなっていませんか?大きな夢をブチあげることすらしたことがないひとが大半だと思います。

仮に夢をもつことができたとしても、「俺はこんなことがしたい!」といった瞬間、まわりからバッシングされるのが現代です。

◆"こんなことをしてみたい"さえ許されない世の中

元ZOZOTOWNの前澤さんが宇宙に行くことになったとき、10日間で100億円の費用がかかると話題になり”宇宙旅行に行くお金で貧しいひとのために寄付しろ”とか”地球環境保護のために尽くすべき”などなどの批判があがりました。

他人のお金のつかいかたにケチをつけるのはほんとにナンセンス。給料日に外食している家族連れに対して「贅沢だ!そんな金があるなら、コロナ禍で仕事を失ったひとたちに寄付するべきだ!」と言っているようなものだと思うのです。

稼いだお金をどう使おうがその人の勝手じゃないかなと。"俺は金持ちじゃない!"と反論するひともあると思いますが、日本に日本人として生まれた時点で世界的にみればすでにお金持ちなのです。#世界がもし100人の村だったらを読んでもらえればわかります。

◆声をあげれば叩かれる

"宇宙に行ってみたい!""○○をしたい"と声を上げた時点で叩かれる。これはマクロ(社会全体)だけでなくミクロ(家庭内や職場)でもよくあります。

身近な実例をあげると、「取引先とこちらの業務効率を図るため、FAXでの注文をやめてGoogleスプレッドシートで発注をしましょう」といっても、やり方がわからない、FAXのほうがラクだ、などと言われます。明確に生産性があがるのがハッキリしていることなのに、なんですね。つまり新しいことに挑戦するのがイヤというか、今のまま変わらないほうが安心というか。

ダーウィンが進化論で「強いものではなく、変化できるものが生き残れる」といったように、変化しなければ全体で沈んでいくだけ。しかし、変化を拒むのもまた人間の本能なんですよね。バッシングや批判にへこたれずに、進んでいく覚悟が大事だなと思います。

◆見上げることができない町で 僕はどうだ?

夢を持てば笑われて声を上げればたたかれる現代社会で、自分自身はどうでしょうか?ひとの夢を笑っていないだろうか、声には出さずとも他人の不幸を願っていないだろうか、自戒しないといけないなと思います。

それと同時に、星の存在をうすうす気づいていながらも気づいていないフリをしていたえんとつ町の多くの住民のように、まわりの同調圧力に負けていないだろうか。

「言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ポイズン♪」#古すぎる笑 #反町隆史かっこいい

どんどん挑戦していきます、批判?嘲笑?それって挑戦している証拠だと思います。誹謗中傷は、自分の挑戦に対する褒め言葉とおもって行動していきます。

それでは今日も素敵な1日をお過ごしください、ではまた!




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