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交響詩篇エウレカセブン

今回は写真のことから離れて、アニメ「交響詩篇エウレカセブン」について紹介したいと思います。
自己紹介的な記事を書いた際に、ちらりと書きましたが好きなアニメ作品です。たぶん、僕の中でアニメ作品では再生回数が1番多い作品だと思います。

一応ジャンルだけでいえばロボット・メカものですが、ロボット・メカは本筋にそこまで関係ないので、興味ない方も楽しめる要素が多くあります。
今回は、ネタバレにならない程度に好きなところだけを紹介しますが、本当に音楽や作画、デザインなどよくできている作品なので、もし興味あれば1度見てみてください。

Design

まず、グラフィックデザイン全般の制作を行う草野剛さんのデザインがすごく好きです。主張しているわけでないのに、クールでスッと入ってくる感じが好きです。

各話サブタイトル
Aパート / Bパート
つづく / 次回サブタイトル

これらの文字には、モリサワ ゴシックMB101-Bというフォントが使われていて、一時期特に用途もないのに購入を真剣に検討したことがありました。
そのうち、展示のDMで使っているかもしれません。

Song

また、サブタイトルを見てもらったら音楽に詳しい方は気づくかもしれませんが、いろんな楽曲の曲名をオマージュとして使っています。
僕は全然詳しくないから、知り合いにお願いして音源教えてもらったこともありました。音楽好きの方にはそれも楽しんでみてもらえると思います。

ちなみに作中での挿入歌やオープニング、エンディングともに作品を生かすいい仕事をしていますし、ひとつひとつがとてもクオリティ高いです。

Story

最後にストーリーですが、あまりネタバレにならないように書こうとしたのですが、無理があるので、ざっくりニュアンスだけお伝えすると、

  1. 主人公は何かが起こる気配もない辺境の街で過ごす14歳のはなたれ小僧

  2. 或る日、謎の少女エウレカとニルヴァーシュというメカが現れて、ゲッコーステイトの仲間になり、冒険が始まる

  3. 冒険の中で、様々な出来事や人と触れ合う(逃避したり向き合ったりする)中で人間的に成長していく

  4. エウレカとの関係が変化したり、エウレカがこの世界において特別な存在であることに戸惑いながら愛を深めていく

  5. そして冒険は世界の命運を決める戦いへと

こんな感じですが、各ストーリーが少しずつ絡み合って、その中で登場するキャラクターの魅力が引き出されていく感じが秀逸です。

エウレカ / レントン

ちなみに作中で気にかけて欲しいキャラはストナーです。カメラマンで雑誌の編集者。たまに意味深なセリフを言うのですが、これがカッコいいのです。

「だからな、音楽とか映画とかって、その中身がって言うよりも、その時の記憶って言うかさ、その時の人と人との関係を思い出す事が多いだろう。」
「そう、つまり記憶と言うものは、決してそれ単体で存在せず、それを取り巻く環境に、支配されているという訳だ。」

1話 ブルーマンデー

前半のおすすめ回

全部おすすめ!観て欲しい!!なんですが50話もあるので、サクッとおすすめの話だけ観てから、通しで観るか決めるって人もいると思うので、前半から5話選びました。この順番で観たら細かいことはよくわからないけど、主人公のレントンとエウレカとその仲間たちとのやり取りの雰囲気は掴めると思います。

1話 ブルーマンデー
本当に素晴らしい第1話です。何かが起こる気配もない辺境の街で過ごす14歳の主人公の冒険が始まる予感がよく出ています。

2話 ブルースカイ・フィッシュ
1話の続き、主人公がヒロインの前に駆けつけるところです。

7話 アブソリュート・ディフィート
ゆるい感じのコメディ話です。主人公とゲッコーステイトの仲間との関係性がよく出てて好きです。

21話 ランナウェイ
主人公が逃避する話です。戦いの中で人を殺めていたことに気付き(今更)、落ち込むレントン。エウレカにも拒絶され、月光号を飛び出す。

33話 パシフィック・ステイト
終わりに向けて激化する戦いの前に、主人公とヒロインの気持ちが通うと共に、ゲッコーステイトの仲間たちがようやく結束する話。

以上、こんな感じのざっくりした紹介でしたが、お付き合いいただきまして、ありがとうございます。興味持って少しでも観ていただけたら幸いです。


参考:Psalms of Planets Eureka seveN

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