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「手順書の作成手順」の例 (パソコンのマスター複製手順)

「手順書の作り方」を解説していきます。

いま、マスターパソコンを作って複製を大量構築するという作業を行っています。
一応テキストベースの手順書はあるのですが、専門用語多め、かつ、言葉少なめ。
システムとかIT関連の知識にあまり触れていない方には優しくないドキュメントです。

今回、このドキュメントを作り直し、少しでも分かりやすくなるように見栄えを含めて直します。
どうせなら、手順書を作る過程をご覧いただいて、手順書づくりのハードルが下がればいいなと考えました。

作っているのは、パソコンのマスターを作成し、複製する手順です。
同一機種の構築を行う時、基本設定までコピーできるので作業がとても楽になります。

手順の差異、作業時間など、未知な部分が多いため、手を出すことに躊躇していました。
今後の作業を楽にするため、また、他の部員でも作業できるようにするため、手順を整理します。
この手順書によって、マスター構築のハードルが下がれば嬉しいです。

手順書の基ネタ

今回、手順書を作るキッカケとなったテキストベースの手順書です。
ネットで調べて、知識を補完しながら進めることができるレベルです。

以降、内容を噛み砕きながら手順書を仕上げていきます。
WORDでもパワポでも、「作りやすければなんでもいい」と思っています。
形に残っていればいいです。
(私はEXCELに慣れているため、手順書をEXCELで作っていきます)

手順書作成に着手

先述のテキストファイルをEXCELに貼り付けました。
元々 Win8.1 用なので、Win10とはかなり違いがあります。
作業しながら、ノートに手順をメモしています。
また、画面を使う手順では、画面のスクショを取っています。

ほとんど形になっていないので、大変見づらいです。
先のテキストファイルは、印刷して手元にあります。
メモだらけですので、大幅な修正が必要です。

全体像が見えてないので何パーセントくらい進んでいるのか、正直言って分かりません。
まずは手順の確認と差異の洗い出しですね。

テキストでの書き出し 1回目

ひと通り、操作することを書きだしました。
マスターPCを作る部分は、次のマスターPC構築時に詳細を詰めていきます。

この状態、「私ならば分かる」状態です。
正直言って優しくない書き方です。
この後、以下の修正を行います。

  • 普段あまり使わないツールなので、画面イメージを追加する

  • アンインストールするアプリを羅列する

  • 処理が行われるときにかかる目安の時間を明記する

テキストの書き出し 2回目

手書きメモを全てEXCELに入力した状態です。
見直していません。
誤字脱字はあるし、内容の不整合も多分あります。

この後の手順書作成作業としては
・画面を入れる
・作業のカタマリごとにシートを分ける
・全体の構成や表現の見直し
といったところでしょうか。

下記のカタマリに分ければ、それぞれの作業を分担して割り振ることが出来そうです。

  1. 概要

  2. 準備

  3. マスターイメージ作成

  4. 複製&設定

使う部分だけ印刷したりPDFにしたりすれば渡しやすいですしね。

とりあえず手順書の作成完了

画面の貼付け終了。
実際に操作した手順の転記が終了。

ということで、一通り手順書の作成が完了しました。
基本、私が一人で使う手順書なので、備忘も兼ねてこれぐらいにしておけば
後々思い出しやすいかなというレベル感です。

システム触ったことがある人なら、これを見ながら作業できるかなぁ?
っていうレベルだと思います。
とは言え、ちょっと難しいかもしれません。
いろいろな設定ができる中で設定の要否を決めないといけないのですが、そこの「エイヤッ!」ができるかどうか。
暫定設定で変な動きをしたとき、リトライしたり、変更したりする必要があるのですが、腐らずに継続していくことができるか?
システムエンジニアと言われる人は、このトライ&エラーをひたすら繰り返していくのですが、このループを楽しめるか、耐えられるか。
そこで適性が見えてくるのかなぁ?と感じたりしてます。

とりあえず、手順書としては完成としておきたいと思います。
Webから得た情報のツギハギですが、それなりに使えると思います。
もし、クローンでパソコンを大量生産するとき、お役に立てると幸いです。

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