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Epilogueのこと

ども。ひろ太です。
2023/12/31のC103で頒布したノーストリリアの1stAlbum『Epilogue』について解説します。

アルバム制作に至った理由

・ノーストリリア結成初参加のイベントがC93で、
 10年という節目で何か出そうと唐突に決心したため。
・これまでの自分の実力不足で楽曲制作で再現出来なかったことが、
 これまでの東方界隈でのライブサポートやペキンダックメーカーズでの
 活動を経て、今ならと思えたこと。

アルバムについて

・好きな原曲を好きにアレンジしたアルバム。
・ツインボーカルをベースにしつつ、ソロ曲も収録。
・おじさん過ぎてギターソロが6/9曲に入っている。
CDデザインも全部自前(楽しめる仕掛けいれた!)

トラック解説

Tr.1 フラッグ/ほおずきみたいに紅い魂

1曲目にふさわしいBPMが早くて短い曲が作りたかった。
栄養ドリンクのCMソングみたいな歌詞。(応援ソングみたいな)
あとドラムがエグい。僕はそのドラムに合わせられない。

Tr.2 ユートピア/天衣無縫・有頂天変 ~ Wonderful Heaven

1曲目に繋がるような感じの短いバッキングから始まる曲。
これがツインボーカルロックぞ!!みたいな曲を意識し制作。

基本ボーイ・ミーツ・ガールみたいな歌詞を書くが、例に漏れず
この曲もそう。退屈な天界を飛び出して新しい理想郷を探すべ!
みたいな歌詞。でも途中でボーイ死んだかも。
死にがちなのも僕の歌詞の特徴。

ソロ前のブレイクのピコピコ音とソロの轟音がお気に入りです。

Tr.3 空白/少女綺想曲 ~ Dream Battle

2018年の春例でのエア参加(現地で名刺サイズのDLカード配布したかも)
した曲のリアレンジ。

当時は3日で制作、モジャン棒のライブ終わりにちゃんもの
ケツを叩き歌を録ってもらった。
その後しゃばだばさんにmixし直してもらって結構良くなった。

今回は、構成も変えてテンポも変え、入れたい音も入れまくった。
僕も歌う予定だったが、もなの歌のニュアンスが良すぎるので
全部歌ってもらった。

お気に入りポイントは、イントロのサチュレーション掛けたドラムと
サビのブラス。

Tr.4 throw/オリジナルインスト

次の曲との対比イメージで制作。
「心壊性症候群」が激しめな曲だけど陰鬱な曲なので、
対極を行くことで温冷浴みたいな感じにしようとした。

ノーストリリアでは英語のタイトルは全てインスト、
それ以外はボーカル曲、と謎の縛りを設けている。

Tr.5 心壊性症候群/ラクトガール ~ 少女密室

2015年の春例でエア参加した曲のリアレンジ。

陰鬱歌詞激しめバンドアレンジ。
こういう曲のボーカルミックスが難しく、
もなに何度もNGを出されたが、なんとか格好いい
ロックボーカルな雰囲気へ。

リアレンジ版では、リードフレーズや構成を変更。
歌詞も追加している。

Tr.6 アザレア/春の湊に

2014年の春例で頒布した『クオリア』のカップリング曲のリアレンジ。

好きと言ってくれる人がいるのでやった節はあるし、僕も好き。
このリアレンジ版も構成変更や歌詞の追加などを行っている。
元々もな作詞だったが、今回追加歌詞はひろ太。

余談だが、嬉しい話、C103のスペースにクオリアを持っている方が
いらっしゃったらしい。ちなみに僕持ってないです。

Tr.7 stay/オリジナルインスト

インスト2曲目。
これも次の曲に繋がるイメージで制作。
少しシューゲイザーやドリームポップ系を意識してエフェクトを選別した。
ギターだけでインスト作ったのは初めて。
気に入ったのかXFDの冒頭でも使った。

Tr.8 夢で踊る/紅楼 ~ Eastern Dream...

2013年冬コミの群青リボン主催コンピ『ND』参加楽曲のリアレンジ。
他は六四蜘蛛というサークルやまゆげストリーム(今一緒に活動している
サワイのサークル)がいた。コンピタイトルの意味は直接聞いて下さい。

この曲が一番お気に入りなのか、今回で2度目の再録。
1度目の再録は「心壊性症候群」と同時に無配で出した。

オリジナル版はひろ太歌唱(キー±0)→1度目の再録はもな歌唱(キー-1)→
本作ひろ太歌唱(キー+3)というコロコロ持ち主が変わる呪物みたいな曲。全部聞いたことがある方は逆に良いことが起こりますよ。多分。

リアレンジと銘を打ちつつ、フレーズ変更やキー変更に留めた。
ポップさとロックの激しさが両立する良い曲だと思う。(自画自賛)

歌詞が美しくて好き。もな作詞です。記憶違いでなければ。

Tr.9 エピローグは夢のあとで/亡き王女の為のセプテット

アルバム表題曲であり、締めっぽい曲、且つツインボーカルぽくを
意識し制作した曲。
エモみを感じたかった為、曲の前半後半でガラッと変わるテイストに。

「夢で踊る」と深くリンクはしないが近い世界線を意識した歌詞を書いた。

あとがき

初めてのアルバム制作はタスク量が恐ろしく多く、周りの友人の凄さを
改めて思い知りました。

また、冬コミや書店販売で『Epilogue』をご購入いただいた方々、
本当にありがとうございます。
こんなに多くの方にお手にとって頂けると思っていなかったので、
嬉しい限りです。
是非ご感想などもX等で呟いて頂けると活動の励みになります。

そして、本作でリアレンジしなかった古い楽曲たちも
2ndAlbumでピカピカになって帰ってくることでしょう。

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