【HSP/HSS/HSE#5】遺伝と脳の関係を知ろう!
おはこんばんちわ!
前回は、性格は100%遺伝で決まるわけではなく、
自分が経験、体験でも性格は作られていく
というお話をしました!
そこで出てきた、
エピジェネティクス(後天的遺伝)についてお話していこうと思います!
このマガジンは「HSPを知る」という目的のもと、HSPの教科書としてマガジンを作成していますが、HSPの人以外でもためになる、今後の人生に影響を与えることが出来るそんな内容で作っているのでぜひご覧いただけると幸いです!
エピジェネティクスと脳の関係
エピジェネティクス(後天的遺伝子)は概念は古くからあり、1940年代から続いてたものですが、注目されてきたのはこの10数年前からです。
学術的に話すと、
DNA塩基配列の変化を伴わない細胞分裂後も継承される遺伝子発現あるいは細胞表現型の変化を研究する学問領域
(Wikipediaより)
となります。
DNAは細胞一つ一つに入り込んでおり、そのDNAによってあなたが出来あがります。
外部からの影響により、DNAに変化が起こり、
それが細胞分裂をする際に細胞の構成要素にも変化が訪れるということです。
脳ももちろん、細胞で出来ており、
体験や経験によって遺伝子が変化して、性格の変化にもつながるということになります。
そのエピジェネティクスと脳の関係により、「性格」にも変化を与えるというメカニズムになります。
一卵性双生児も環境によって変わる
一卵性双生児、いわゆるこの双子は、生まれてきた時点での遺伝子は同じですよね。
でもよく、身の回りに、片方はかなり明るくて一方、
もう片方は落ち着いているという双子ちゃんはいませんか?
これは、過ごしてきた環境や自分が経験したことが遺伝子に
”エピジェネティック修飾”という作用が働き、遺伝子が変化をしていきます。
自分の経験や体験が将来の子供の生まれ持った遺伝子になる
「脳科学は人格を変えられるか?」(エレーヌ・フォックス著)の本では
第二次性徴が始まるちょうど境目(11~12歳)の時にタバコを吸っていた男性は生活習慣が悪くなる傾向が高く、
大人になったときに肥満になる確率は、
他の同年代の男性と比べ大きかったとわかりました。
ここからが面白くて、
その男性の子供も肥満になりやすいという実験結果が出たんです!
つまり、
親である男性のやんちゃしていた時期の環境によって、
エピジェネティック修飾を起こす(遺伝子の変更)
↓
その男性の子どもが先天的な遺伝子として引き継がれる
↓
子供たちが肥満になりやすくなっていた
というように、自分の環境や経験によって子供の遺伝に響いていくことがわかりました。
子供ためにって思うと自分は道を外すのやめようと思えます笑
最後に
性格は遺伝も半分関わっていますが、
残りの半分は自分の体験や経験によって出来上がったものだとわかるだけで、
僕自身、心は明るくなりました!
個人的には、性格を変えなくてもいいけど、
生きづらいのならば変える努力はするタイプです。
心にモヤモヤがかかるのならば、
なんでもやもやするのか?
そのもやもやを解決するには?
うまく付き合っていくか、もやもやを払う努力するか。
僕はそう思っています。
僕自身自分の話をするのがあまり好きではないため、そのせいで対人不安にもなっていた時がありました。
才能ではないのでやろうと思えば変えることだってできます!
「明日自分が死ぬなら、あなたはどんな行動をとりますか?」
胸に当てて考えてみてください!それでは!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?