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小澤愛実ちゃんに着いていくと決めた日

2024.7.28 六本木アイドルフェスティバル
2024.7.29 TOKYO GIRLS GIRLS

にて、追いかけ出してから初めて、小澤愛実ちゃんのステージを見に行くことができました。

正直あまりに良すぎて細かい感想を語り出すと日が暮れるなあ、
いまこれ書いてるの夜だから1日またいでもっかい日が暮れるなあ(冗談はさておき)

一言で言うなら、小澤愛実ちゃんは世界でいちばんステージで輝いてるところが似合う子でした。

誰よりも楽しそうに歌って踊って、誰よりもステージとファンを大切にしてるんだなあってのが伝わってきて。太陽そのものだと思いました。ステージでの一挙一動を見るたびに感情が動いた。

正直いま感情アチアチです。
だから、今日はそんな最強アイドルと僕との出会いの話をしようと思います。

――恐らく僕が人生で追いかける、最後のアイドルの話を。


僕とアイドル

小澤愛実ちゃんを『恐らく人生で最後に追いかけるアイドル』と標榜してる以上は、僕とアイドルさんのこれまでの遍歴についても軽く書いておきたい。

え、興味ない?
この地底のnoteに辿り着いた以上、まあお手柔らかに相手してやってくだされや。

明確にアイドルにハマったのは中学生のころ。いつかの紅白に出てたNMB48がトリガー。『カモネギックス』の凄まじいパフォーマンスに度肝抜かれたのを今でも覚えてる。

『この、"やまもとさやか"って人、可愛いしカッコイイしヤバすぎん???』

そんなことを連呼してた記憶しかありませんわね。

アイドルってすごい!
パフォーマンスとか容姿とか色んな要素でもって、見てる人をこんなにも惹き付けて楽しませるなんて!


その恍惚さ、心を奪われる圧倒感こそ自分のアイドル文化へのファーストインプレッション。なにか特定の一芸に秀でた人って世の中にたくさんいます。その点アイドルという職業は、万華鏡のように、見るたびに魅力が変わっていくのが、魅力でした。元気をもらうこともあれば笑わされることもある。『カワイイ!』『もっと話したい!』みたいな根源的欲求を刺激されることもあれば、感動を与えられることもある。

それからというもの握手会に行き、ライブに行き、劇場公演に行き…。学生/まだまだガキンチョという制約のなかで、おこづかいとスケジュールをやり繰りしていた数え切れないぐらいの思い出があります。
高校になって自分のお金でイベントに参加するようになりました。大学になって他府県に遠征するようにまでなりました。アイドルに何の興味もなかった友達たちが、ドライブをする車中で急に乃木坂と欅坂ばーっかりかけ出すようになる遥か前から、自分の人生にはアイドルというものが常に身近にあった。あの頃、一緒にアイドルを追いかけてた仲間たちはみんなどこかにいってしまったけれど、きっとどこかで幸せに生きてんだろうな。

須藤凜々花は俺のバイブル

みんなで肩組んでアイドルと一緒に夢を追いかけてた時期もあれば、
特定のアイドルさんのTOになってしまって全推し被りから睨まれてた時期もあります。2ちゃんねるで俺のこと叩いてた人たち今からでも遅くないから名乗り出てみて^_^‪
(でもその時は基本的に周りを蹴散らすムーブしかしてなかったからお互い様か……若気の至りってことにしとこ?)

とまあ、話が頭文字Dの見せ場の道路ぐらいくねくね曲がってしまっているので
一番言いたいことに話を戻しますね?

要は、これまでの人生で数え切れんぐらいのアイドルを見てきたし、色んなスタンスで追っかけてきた。ずっとアイドル文化に片足を置いて定点観測してきたような人間。断じて誇ることではないが。

そんな僕が小澤愛実ちゃんの人となりを認識し始めた頃に抱いた感想。
『なんかこの子を見てると懐かしい感じがするな』

『懐かしい』をもう少し具体的に言ってみます。
いちばん純粋にアイドルが好きで好きでたまらなくて、アイドルを追いかけることが楽しくて仕方なかった『あの頃』の感覚を思い出させてくれる子。明日が待ちどおしくて仕方なくて、楽しいことだらけで、キラキラしてたちっちゃい頃の自分に戻してくれる……的な。。
なんかこう、自分の人生そのものをリフレインさせてくれるようなタイムマシン的な存在だなって予感。
そしてその予感は、徐々に確信に変わっていくのです。

小澤愛実ちゃんにハマったきっかけ

小澤愛実ちゃんのアイドル人生


周りの人とかによく謎がられて聞かれることがあります。
『なにがきっかけで愛ちゃんにハマったの? 別に大きいイベントとか行ってなかったよね……』って。

正直、きっかけとかマジでないんです。自分でも変な入りだなあとしか思いません。映画 『NOPE』の入りぐらい謎。(ジョーダンピール監督、次回作も期待しております)
でもきっかけがない=気まぐれ、ということでないのは確か。

最近自分の中でしっくりきてる答えとしては、『愛実ちゃんがアイドルとして日々活動してるところを横目に見てたら、めっちゃ良い子じゃん!ってびっくりさせられることがあまりに多くて、気づいたらめっちゃ好きになってしまっていた』

……いや長えよ。簡単にいうとボディブローが効いてきてKOされていたみたいなことになります。よく〇〇新規、とか言うけど俺はボディブロー新規ってことになる。いやプロレスにハマったやつの表現か?

まあ冗談っぽく言ってるけどこれが本心に一番近い答えです。

愛実ちゃんのことは、前世のラストアイドル時代から認識はしてたんです。
大大大ファンである霜降り明星がMCをしてる番組に愛実ちゃんが出てた。ラスアイの曲とかもちらちらと聞いたりはしてたし。霜降りANN0で『愛を知る』が初解禁されて、以降替え歌をするコーナーが始まった。単純に替え歌がおもしろすぎて大学行く途中の電車で笑いながら聴いてたけど、その前にこれ名曲すぎんか……?ってなってた記憶あり。霜降り軸ではあるけど、ラストアイドルというグループ自体はずっとふんわり見てはいた。

はっきり言い切りますけど、ラストアイドルの解散にいたった経緯とか解散後の大人の方々のムーブとか、ドン引きするぐらい杜撰でした。やってる子たちは人生を懸けてたのに、守るべき立場の大人たちがそれを蔑ろにしすぎてたし正直責任感のカケラもないムーブをしてた。特に熱を入れて応援してたわけじゃない自分でさえ相当『はあ?』となってたので、当事者のメンバーとファンの人たちは言い表せないぐらいの気持ちを抱えてたんだと思います。アイドルという夢を、大人のせいで勝手に一方的に閉ざされた、不完全燃焼感のあったメンバーも多かったはず。だから今、別のグループでアイドルとして再起してる子も大勢いて、まぎれもなく、小澤愛実ちゃんという子もそのうちの一人だった。

≒JOYになった小澤愛実ちゃん

時は流れ、2023年。自分がイコノイジョイ界隈に徐々に足を突っ込み始めました。イコノイジョイ全般、ライブがすんげえ魅力的だなあ、という印象。曲がブッ刺さりまくってるしライブの熱量が最高だった。

一番最初に≒JOYのライブを見たのがTIF2023の映像。YouTubeに違法転載されてるやつ。正直、当時、一見さんの自分にとって無料で見られてしまうライブ映像はありがたかった。

愛実ちゃんが≒JOYとしてまたアイドルになったのも当然知ってたし、どんな感じかなーって軽い気持ちで見てました。

何曲目かの『大空、ビュンと』のアウトロで、いきなりカメラにピンで抜かれる愛実ちゃん。
……ん、んんん??? そして次の瞬間流れ始めた『愛を知る』のイントロ。≒JOYによるラストアイドルのカバー。センターには愛実ちゃん。

正直、画面の前で『いや、あっつ……』って嘆息してました。ラスアイ時代熱心に追いかけてたはずではない自分でさえ胸がいっぱいになりました。
道半ばで夢を閉ざされた彼女が、新しい仲間たちと出会って、大好きなアイドルとしてまたキラキラ輝き始めてて。紆余曲折あったけど、小澤愛実という物語はあの瞬間、確かに未来に向かって紡がれていた。

ずっと探していた生きがいはそこにあった これが幸せなんだ気づかせてくれてありがとう 

『愛を知る』の一節。この曲って、大切な人に出会って人生が変わっていく恋愛の曲ではあると思うんですが、愛実ちゃんにとって人生を変えてくれたのはアイドルという存在なのかな、って勝手に拡大解釈してパフォーマンスを見てしまいました。
愛実ちゃんもアイドルになる前、色んな大変な経験があったと聞いてます。“心閉ざしてた僕“にとって、アイドルというものが生きがいであり幸せそのもので。
そんな風に重ねて『愛を知る』を見てると、どんどん胸が熱くなっていって。あの時の感覚は今でも鮮明に思い出せますね。

愛実ちゃんの一番の魅力はなにか、と聞かれると『ホントに心から幸せそうに、楽しそうにアイドルをしていること』って答えに行き着きます。
勝手な想像でしかなくて申し訳なさすぎるが、色んな経験や苦労をしてきた分、今≒JOYとしてアイドルができてる環境も当たり前じゃないとわかって毎日、真摯に謙虚にアイドルとしての自分に向き合ってる。まず人として出来すぎてる。そして、今がずっと続くわけじゃないとわかっているから、刹那のアイドル人生に悔いを残さないように全身全霊で楽しみながら日々活動してくれている。そんな子。皆目見当違いだったら申し訳ないけど、少なくとも自分の目にはそう映ってる。

そしてファンの人のこともホントに大切にしてくれてるのが伝わってきます。

21
21歳誕生日時のSR。ファンの一人一人に個別的な思い出と感謝を話してたのが印象的


こんなステキな子、追いかけたら絶対幸せだし楽しいに決まってるなあ、
それが自分の一歩目にはあります。
自分が楽しそうにステージに立って、ファンの人のことを大切に、幸せにしてくれる。
小澤愛実ちゃんは、アイドルを応援することの意義というか楽しさを120%で味わわせてくれる奇跡の存在なんだと思ってます。

初ライブを見に行って、今後

そして話は冒頭に。2日間、初めてステージを生で見に行きました。
ステージの上の愛実ちゃんは画面越しに見るより、さらにキラキラしてて、アイドルをしてるところが最高に似合っていました。愛実ちゃんの歌声は羽を広げた鳥みたいに自由でのびやかで、跳ねるように楽しく踊ってて、この子はアイドルになるべくしてなったんだなって思わされました。もちろんここに至るまでに色んな苦労とか努力、経験をしてきたんだろうけど。

昔、僕の好きだったアイドルが『アイドルは月。ファンの皆さんに照らされるから輝ける』って表現したのが今でも脳裏にこびりついてます。

でも、愛実ちゃんは太陽でした。見てる人をパフォーマンスと笑顔で照らす太陽そのもの。
照らされた自分の心の温度がみるみる上がっていって。こんなにアイドルライブで鬼はしゃぎしたのは初めてだった。こんな激ダル長文を嬉々として書いてしまうTHE文化系は、お察しの通りそうそうはしゃぐガラではない。
そんな僕でさえ、気付けば拳を振り上げて大はしゃぎしていた。それがニアジョイと小澤愛実ちゃんの魅力を何よりも如実に証明していた。

愛実ちゃんを本格的に追いかけ初めて、イベントなどに行き始めてまだたかだか数ヶ月ぐらいですが、この子を追いかけて良かったなっていう答え合わせの連続です。毎日の活動とか、ライブでの表現とかでもって『こんなステキな子、追いかけたら絶対幸せだし楽しいに決まってるなあ』という自分のざっくりした予感を日々確信に変えられてる。

『恐らく人生で最後に追いかけるアイドル』と冒頭で表現しました。
その理由は多分、この子以上に感情が動くアイドルが自分にとってもう現れない気がしているからです。

愛実ちゃんと初めてミーグリで話したとき『(会いにきたりするのに)ムリはしないでね!』と言われました。言ってしまえばアイドルは職業なわけなので、ファンにムリをさせまくった方が良いに決まってます。
それでもそういう優しさに溢れてたことを言ってくれるあたり、あの子らしくていいなあなんて思っていましたが。

正直今、ちょっとぐらいのムリはしたいなあなんて思わされてます。いやそりゃ身とか生活を削ったりみたいなことはしませんよ? というかこのビビりがそんな過激なことできるわけないんよ。

ただまあ、愛実ちゃんが大好きなアイドルとして輝いてるところを、ちょっとでも長く追いかけていたいなあ。それが今の自分の原動力であり動機。こんなに艶やかな光彩、きっと今しか見られない。
『俺が彼女を支えるんだ!!!』みたいな偉そうなことは口が裂けても言えませんが、いつかあの子がアイドルを辞める日に、『もう悔いはなし!』って一緒に思えるぐらいには色んな景色を見に行きたい。まあ、そんなところでしょうか。

最後の夢、もう一回だけ。




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