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いちご白書とイージーライダー  -1970- 僕と音楽と⑼

高校時代は、所謂、名画座に、2本立て、3本立てを500円位で、脚繁く通った。
生涯で一番映画を観た時期でもあり、読書した時期でもある。

1970年、3本の映画が公開される。

「ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間」

後年、ユーミンが歌にした、
「いちご白書(Strawberry Statement)」

ピーター・フォンダの
「イージー・ライダー(Easy Rider)」

である。

このカウンター・カルチャーを象徴する3本の共通点は、音楽である。

「ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間」では、多くのミュージシャンの演奏する姿を初めて目にした。

サウンドトラックアルバムは、当事、アナログLP3枚組で、とても珍しかった。
因みに、Chicago の「Live at Carnegie Hall」はLP4枚組!
全8面をひっくり返してライブを楽しむのは大変だった。

Crosby,Stills & Nashの、アコースティック・ギター2本と3声のハーモニーは、
本当にカッコ良かった!途中から、Neil Youngが加わる。彼らの御披露目だった。

「いちご白書(Strawberry Statement)」は、ノンポリの学生運動と恋話。
キム・ダービーが、好きだった。

The Loner (Neil Young)
Down By The River(Neil Young)
Long Time Gone(Crosby, Stills & Nash)
Helpless(Crosby, Stills, Nash & Young )
が、映画のシーンを描いていく。

ショッキングなラスト・シーンの「イージー・ライダー(Easy Rider)」

Born To Be Wild(Steppenwolf)
The Weight(The Band)
Wasn't Born To Follow(The Byrds)
It's Alright Ma (Bon Dylan)
Ballad Of Easy Rider(The Byrd’s)
といった曲達に惚れた。

ロード・ムービーとも言える3本の映画に導かれて、僕の音楽の旅路はその行き先を見つけて行く。

本日の一曲
The Band 「The Weight

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