目で見て口で言え「AMERICAN UTOPIA」（再見）

昨年９月に地元映画館で見た「AMERICAN UTOPIA」をAmazonプライム・ビデオで再見。劇場で見た時はタイトルを聞いたことがある状態で、スクリーンで体感して腰を抜かした（あまりに良くて）のだけれど、久しぶりにiPadの小さな画面で見ても変わらず良かったー。時間があればプロジェクター使ってホームシアターみたいにしてまた見たいくらい。デヴィッド・バーンのことはトーキングヘッズのフロントマンで、今はソロで活動してて、昔はお洒落な（でもオーバーサイズ気味の）スーツ姿で変なダンスしてる人、みたいな大変失礼なイメージしかなかったけれど（それでもほんの少し聴いたことのある曲もあった）、いや、このショーは本当に素晴らしい。共演している（ミュージシャンというより）パフォーマーの演奏技術、身体能力も素晴らしい。後半、明らかに汗だくになっているメンバーもいる（カーテンコールでお辞儀しているカットは天井から撮っていて、数人のスーツの背中に汗染みが見える）。揃いのスーツに、足は裸足。ショーの進行（MCも含め）は特に激しく客を煽るものでもないけれど、熱量が伝わってくる。エンディング、街中をメンバーが自転車で疾走するシーンもカッコいい。こういうショーを生で見られたらなあ。ライブ音源はしばらくヘビーローテーション予定。