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目で見て口で言へ(映画篇)3本目「RRR」

今年映画館で見る映画1本目は「バーフバリ」の監督の最新作。実在したインド独立運動の闘士ふたりをモデルにした主人公、息をもつかせぬアクションの連続(CMで見たあの鉄橋を挟んでのあのシーンはオープニング30分!その後でメインタイトルが出る!)、(インド映画というとヒンディー、タミル、テルグ語と対象言語に応じて市場がありますが共通して)有名なダンスシーン!

南インドの小さな部族の少女を助けにやって来たビームと、警察官として英領インド帝国総督の命ずるままにビームを追うラーマ。

冒頭こそ静かで美しい森の中で始まったものの、そこからは一気呵成に濃厚で激烈なアクション(特にオープニングのラーマのアクションが凄まじい!一人vs数万人!)。主人公ふたりともがそれぞれ別々にどん底に落ち、そして不屈な闘志(と歌声)とともに立ち上がる。濃厚。濃厚すぎる。まるで最高級バターの塊をそのまま齧っているよう。

ラーマの恋人シータ姫が以前舞台でご一緒した桂ゆめさんに似てる気がしてならなかった。ビームがその美しさの一目惚れするジェニー、総督夫人(この人の酷烈さ!)の姪ということで、あの最後の戦闘シーンではどこにいたの大丈夫だった?とちょっと謎もあるけど、あのダンスシーンのキレはなかなかでございます。総督夫婦のラスボス感も素晴らしい。夫人の最後はあっさりしすぎかも、ですが。

それにしてもエンディング、ダンスシーンに監督まで出てくるとは!

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