ものぐさ太郎紙芝居日記〜紙芝居グランプリin玉川温泉〜
沼津の大会がきっかけで知り合った(といってもなにしろ付き合いが悪く人見知りのワタクシですから、会ったらご挨拶するくらいですが^^;)大阪の社会の窓社を率いるガンチャンからお誘いをいただいて、今年2月に開催した「紙芝居グランプリ」のスピンオフ「紙芝居グランプリin玉川温泉」に出場して来ました。個人的に何かしらで他人と競って勝った経験は皆無なのでバトル系のものは苦手な方ですが、せっかくお声をかけてもらったことだし、面白そうだったので参加させてもらいました。
会場は埼玉県比企郡ときがわ町の日帰り温泉施設「玉川温泉」大広間の特設ステージ!
審査員は当日玉川温泉にやってきた小学生(ちょいと広げて18歳以下なら可)で、予選を勝ち抜いた勝者二人で決勝、という流れです。出場者は当日体調不良で欠席の1名を除いた5名でした。
当日は予想最高気温38度という猛暑日で、最寄駅である八高線明覚駅から歩いて(40分くらい)行くつもりでしたが、あまりの暑さに心配してくださった主催のガンチャンが車で迎えに来てくださって、快適に会場入りできました。ありがたや〜♪でございます。ガンチャンは昨夜大阪を出発してやってきたそうで、同乗していたのは沼津の大会のときお名前だけは伺っていたずっくさんでした。
控室でしばらくまったりしているうちに、ふじまなぶんさんがマイカーで到着。続いて西武線の武蔵嵐山駅に到着した壽ちんどん宣伝社のことぶきさんとゆうことぴっぴのゆうこさんを迎えにガンチャンが出発。お疲れでしょうに本当に頭が下がります。
さて、会場は大広間↑の写真がそうです。順番を籤引きで決めたところ
①ことぶきさん
②ずっくさん
③ふじまなぶんさん
休憩を挟んで
④ゆうこさん
⑤廣島屋
となりました。
大広間には、沼津でも写真を撮っていただいたツナまさきさんや◯◯一味の源兵衛さん、そのほか紙芝居界隈の方々がちらほら来てくださっていたようです。審査員は当日玉川温泉に来ている小学生の皆さんということだったんですが、想定よりほんの少しお子様が少なめでありました。さて、そんなこんなで予選A組がスタート。
トップバッターということで、大変パワフルなスタートダッシュでした。続いてずっくさん。
ことぶきさんもそうですが、クイズから入って本編へ、という流れは鉄板ですね。予選A組最後はふじまなぶんさん。
さやま紙芝居の会でお世話になったふじまなぶんさんの紙芝居は実は今回が初見でした。うーむ、なんだか沼の予感……。そして審査員の投票結果は、
ここで休憩。予選B組はゆうことぴっぴのゆうこさんのソロからです。
いつもはぴっぴさんぷりんさんたちと一緒にやっているのですが、今回はひとり。でもソロの愉しさを存分にかつ全身で味わっているような弾けっぷりでした。B組最後はワタクシ。
あえてクイズもいつもの鉄板ネタも封印して、今自分がやりたいネタをやりました。といっても、別に勝負を投げていたわけではなく、少なくとも決勝には進む気マンマンでした(決勝のネタも用意してました)。しかし久しぶりにやった「後生うなぎ」、自分で絵を描いたにも関わらず、まるで他の人が描いたものとしか思えなくて、そんな自分の心のうちが不思議な感じでありました。予選B組で勝ち上がったのはゆうこさん!そして決勝戦!お互い楽しく死力を尽くした結果はーーずっくさんが一票差で勝利、でした。是非とも来年の本戦で暴れてほしいですね!
今日通して見ていて思ったのは、やはり子供たちの魅力です。クイズにも物語にもなんの衒いもなく前のめりに楽しんで参加してーーそれがテキメンに演者にフィードバックされて、一種の「ランナーズハイ」のような状態になってますます面白度は上がります。
「ああ、あれはホント気持ちいくて楽しいよね!このまま死んでもいいくらいに!」
などと不謹慎なことを考えつつ、その状態に持って行くための仕掛けはやはりするべきだったかも、とちょっとだけ反省しました。いや、「後生うなぎ」やってるときもたいがいにせえよと思うくらい楽しかったんですけどね。
大会の全日程も終わり、玉川温泉様の御厚意で素敵な温泉と御食事をいただきました。そして酔狂なワタクシは日が翳ってきたのをよいことに、長閑な山間部の道をテクテク歩いて明覚駅まで行ったのでした。長く充実した一日でした。木々の緑とマイナスイオン、そして昼間の余熱を感じながらの散歩でした^^;
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