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ものぐさ太郎療養日記〜Corona-Virus Disease-2019(COVID-19)篇

2020年の3月から大袈裟にいえば「世界」は大きく変わってしまった、と思うのです。原因はもちろんあの新型の病原菌です。人から人へ感染するこの病気ーー人混みに出ないようにといってもそうもいかず、毎日玉砕する覚悟で外に出ていたあの頃から、奇跡的に(まったく!)一度も感染することなく過ごしてきたワタクシでありましたがーーついに摑まってしまいました。

新型コロナウィルスにーー。

どこで誰からもらったものやらーー見当はつけられますが可能性がありすぎて絞り込みはほぼ無理です。なので感染ルートを詮索するのはやめて、ここから他へ広げないようにしなければと粛々と自宅療養に入りました。

(高熱が出た翌日に病院で陽性がわかったので、その日会った知り合いにはすぐ連絡を入れて体調変化に気をつけてもらうようにお願いしました。さいわい、わかる限りその日接触した人にはうつしていないようで、それには本当にホッとしました)

ワタクシの場合、初日こそ体温は39度を越えましたが、ゾコーバ(1錠2000円!)という錠剤を処方されていわれた通り飲んだところ、すぐにグッと下がりました。2日目以降、食欲も戻ったもののーー困ったのは自宅療養中の生活動線です。ウチは夫婦ふたり暮らし(実際は二世帯住宅ですが、日常的にほぼ行き来はありません)ですが、それでもーーいやそれだから寝る場所を変え、病人はなるたけ同じ場所に大人しくしている(体調が良くなろうが)というのがなかなか大変です。

これまたさいわいにも、妻にはうつらなかったようでーーでも家の掃除とか洗濯とか食器洗ったりとか、今まではワタクシも少しだけやっていましたが、それを全部ひとりでやることになって、その負担は結構なものだったと思います(なので、かなりストレスフルな日常だったでしょうし、これで妻にも感染していたらと思うとゾッとしますね)。

自宅療養3日目からほぼ熱も平熱になり、しかしひたすら家族とあまり接触しないようiPadいじったり本を読んだりしていましたが、ここで悩まされたのが「布団」です。ウチに余分の敷布団がなく、座布団を敷き布団代わりにして寝ましたが、やはり眠りは浅かったですねえ。

敷き布団は偉大です。

この夏、Covid-19はしぶとく流行しているようです。どうか皆様もご自愛ください。

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