嘘のFXで1週間で200万稼いだ

デモトレードとかの話じゃないです。

ほんとのFX:お金が増えたり減ったりする、相場をよく見て適宜売ったり買ったりする、すごく危険
嘘のFX:お金が増えるだけ、相場は見ないで増えたら確定させて買い直すだけ、すごく安全

FX口座を作ったのは2014年。
国債残高から考えて、いつか何らかの形で日本円がダメになると思っていたため。
ダメになってからFX口座を作るのでは遅すぎる。

最近は毎日「JGB BOJ」(日本国債 日銀)で検索していて様子を見計らっていた。
1か月前の9月22日、介入でちょっと円高になったタイミングで、色気を出して口座に50万円ぐらい入れてドル円ロング(証拠金にレバレッジをかけて円売りドル買いをすること)をしてみたところ、そこからさらに円高に振れてあわてて証拠金を追加するはめになった。
このときに追加したのは500万円、合計550万円。

状況が決定的になったのは10/15-10/16の土日あたり。
日銀が金利を上げられないことが誰の目にも明らかになり、円安トレンドが確定した。

10/17月曜、本格的に開始。
市場はもうとっくに日本円を見限っていて開場と同時に円が壊れるんじゃな
いかと心配していたが、そんなことはなくて安心した。


戦略はひとつ。
レバレッジ16倍ぐらいでドル円ロング。
(限度の25倍にするとさすがにすぐに死ぬ)
証拠金維持率150%を目安にした。

確実に上がって含み益がある程度の額になるたびに利確→証拠金維持率が150%になるぐらいの玉数で再度ドル円ロング。
(ちなみに、「玉」を「たま」と読んでいたが、「ぎょく」だということを最近知った)
これで複利で増える。

月曜からずっと、この「FX戦士が行く天国」でひたすら金を増やした。
そのうち自分の中での名前が「嘘のFX」になった。

それでも、150円前後ではだいぶ動きが荒くなってヒヤヒヤした。
戦略は変わらず、「上がったら利確、そのぶん玉を増やしてまたドル円ロング」だが、何かの間違いでこのまま下がり続けるんじゃないかという局面が何度もあった。
そのときの心情がこれ。

金曜の夜には日本円がフリーフォール状態になって、「○十万円増えてるとツイートして口座を見るとまた10万増えてる」という、頭がおかしくなりそうな状況だった。

さすがにここまで来ると、自分の日本円が増えることより、日本経済の先行きが心配になった。
FXでいくら日本円を稼いでも、日本経済がボロボロになったら日本在住のぼくも無事ではいられない。

その後、真夜中に大規模な介入があって、1円下に設定していた逆指値(これより下になったら決済する)が刺さって退場。
そこで100万円ほどロスト。

そこまで320万円ぐらいのプラスだったが、最終的には220万円のプラスになった。

元手が550万円しかなかったのが残念。
実は、別に1000万円ぐらい持っていたのだが、日本円がダメになることを予測してドル建て投資信託にしてしまっていた。
これはすぐには解約できない。
最低何営業日かかかる。
日本円がダメになるのに備えた防御策のせいで荒稼ぎチャンスを逃すというのは塞翁が馬感がある。

まあ、壊滅しないでよかった。

絶対に負けないお金が増えるだけの嘘のFX第一部はここで終わり。
ちなみに、日本経済がダメになることを利用して日本人がお金を稼ぐことは、ぼくはいいことだと思っている。
というのは、日本人が拾いにいかなければ外国人が拾いに行くだけだからだ。

今の状況は、家の屋台骨がシロアリによって食い尽くされて家が倒れようとしているようなものだ。
そして、その屋台骨の修復も不可能。
この場合、外国のシロアリが群がっているところに、自分が日本のシロアリとして参加して、他の日本のシロアリもけしかけるのが正解だ。
家はどちらにしてももたない。
それなら、日本のシロアリが養分を持って帰ったほうが、その後の復興の役に立つ。
「国債残高がやばい」という人はたくさんいたのにね…。

というわけで、みんなFXをやりましょう。
絶対に負けないお金が増えるだけの嘘のFX第二部開催をお楽しみに。

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