歌詞開設:ホラ吹き、ホラーな ホラ話
楽曲とキービジュアルのURL.
[楽曲]
ホラ吹き、ホラーな ホラ話(niconico)
[キービジュアル]
ホラ吹き、ホラーな ホラ話(niconico)
楽曲について
今作は、以前のアカウントで投稿していた漫画の2話に合わせて一年程前に作成した「chaos」というタイトルの楽曲でした。
ですがアカウントを変更した事により、投稿する際にタイトルや歌詞を全て新たに作り直して投稿する事にしました。
歌詞について
キャッチコピーは「人生そう上手くはいかない」。
歌詞は「命を絶った主人公」と「死神」の会話を主体に描きました。
[サビ]死神
死に替わり 明日へ 生き替わり
ほら 君の望む 新たな世界は
ホラ吹き ほらね ホラ話し
目を覚ますならば お化けの世界さ
[サビの歌詞解説]死神
死んで生まれ変わる事で明日に期待をよせても、
来世は存在せずに無に堕ちるだけ。
仮に目が覚めたとしても死後の世界しか存在しない。
[語り①]主人公と死神
『Ray?』「いえ、霊!」『Ah...。霊...?』「Yes!」
『霊?』「Yes! 霊!」
[語り①の解説]主人公と死神
命を絶った主人公の言葉は『』で死神の言葉は「」で表現しており、主人公は来世に繋がるRay(光の道筋)を期待しているが待ち受けているのは死後の霊体としての世界しか無い事を告げられている様を表しています。
[Aメロ①]死神
望まない日々は 変わらない
鐘の鳴る下に 光があるなら
障子に目あり 耳もあり
誰もが集まり どんちゃん騒ぎさ
[Aメロ①解説]死神
絶命しても霊体となり同じ時間を過ごすから命を断つ事に意味は無い、
もし仮に幸せになる方法があるとすれば、
その幸せを誰もが掴み取り毎日の様にお祭り騒ぎになっていると思う
[Bメロ①]主人公
先手 打って 打ち上げた
空に広がる 赤い花
線を描く 流れ星
耳を塞いだ 止まないリズムに
[Bメロ①解説]主人公
自ら命を絶っても、
大切な人の涙や(悲しくて鳴り響く)心臓の音に、
主人公は耐え切れずに耳を塞いだ
[語り②]主人公と死神
『霊...。 Ah...。』「Yes! ×6 霊です!」『Ah...。』
[語り②解説]主人公と死神
死んだ事に後悔を抱く主人公に対して死神は現実を伝える様を表現しました。
[Aメロ2]主人公
飾らない 空に 戻れない
宛も無い 地図に答えがあるなら
高い望みも 合えやしない
辛辛 殻でも 人形みたいに
[Aメロ②解説]主人公
「飾らない空」は生前の主人公を表現しており、主人公は生きていた頃に戻りたいという希望を抱く様になります。
『もし自分の運命を全て知る事が出来ていたのなら、高い望みも無く辛くても人形の様に空っぽの心で生きる事が出来たのだろうか?』と考えました。
[Bメロ②]主人公
先手 打って 打ち上がる
鮮やかな花火 見惚れては
同じ空 見上げてる
そんな感覚 死滅してる説
[Bメロ②解説]主人公
運命を知り、空の心で生きる事が出来たら、
目の前の手の届かない環境にいる人を見ても、
『私達は同じ人であり同じ世界で同じ空を眺めながら生きている』という希望や期待も持つ事も無かった。
[Bメロ③]主人公
秒を刻む 長い針
平等な愛を 築いてよ
教科書の悪い例の
主人公 探しは もう いいよ
[Bメロ③解説]主人公
同じ時間を生きている人に平等に愛を与えてほしい。
教科書の例題で出てくる様な悲劇の主人公は、
もう必要無い。
[Bメロ④]主人公
情を抱く この席に
次は君が 座れば良い
見上げた 空は高く
付き纏う影 夜に消える さらば
[Bメロ④解説]主人公
運命を操作している者が存在するのであれば、
感情を抱く立場に、次はあなたが立てば良い。
理想は手が届かない程高く、
悩みは常に付き纏っているけど、
それでも人間は夜を終えて明日迎える立場に存在している。