素材美と機能美

ひとつひとつの素材の性質や癖を理解し、組み合わせ、それぞれが最も美しく表現できる方法をいつも考えている

仮にタイルを事例にあげて考えてみる
タイルを選ぶ際に、そのタイルの美しさを重視することは当然なのだが、その間にある目地の素材やカラー、サイズ、深さを検討することはタイル以上に大切な意味を持つ


写真左のタイル壁面は、その目地にもこだわっている
タイルは300×600×9mm、目地幅は5mmで深さは8mmとした
そうすることで陰影がくっきりと演出でき、タイル自身が浮かび上がり、その存在感と美しさがはるかに増す

ひとつひとつの素材の性格をしっかり学び、反映することで、きっとその素材たちも喜んでくれるのかもしれない

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