見出し画像

スパゲティではないカルボナーラのお話

Buongiorno! 
ヒロシでございます。おはようございます。イタリア25日目の朝を迎えました。この旅の最終日となりました。ローマのホテルでの朝も、これでしばらくお別れです。

ローマで3日間泊まったホテルカリフォルニア。

いよいよ帰国便に乗るということ
で、昨日は久しぶりにトラットリアでお食事をしてきました。

バチカン最寄り駅のオッターヴィアー丿駅。ローマ・テルミニから地下鉄A線で5つ目ですが、ここに行きたかったお店があります。

トラットリア「アンティコ・ファルコーネ」。


トラットリアは、16世紀に建てられた建物だそう。

「アンティコ・ファルコーネ」というトラットリア。じつは、イタリアに着いた翌日にも来たのですが、その日はお休み(火曜日)で、昨日の再訪となりました。

お昼の開店は12時30分。1時間近く前からお店の外で、ビールを飲みながら張り込み待機して、いざ入店。

お店の許可を得て昼前ビールで、開店待ち。

まずはプロセッコでひとり乾杯です。

アンティコ・ファルコーネの店内。シュワシュワのプロセッコで乾杯。テーブルのパンが超うまかった。イタリアのパンにしては、あまりしょっぱくないのです。

で、塩ダラのフリットでスタート。あつあつのホクホクです。うまっ。ローマ名物らしい。

塩ダラのフリット。バッカラですね。うまっ!
塩ダラのフリット全景。アツアツ。

お目当てのカルボナーラ。うん?

カルボナーラは太いショートパスタ用リガトーニでのものでした(笑)。

メインは仔牛肉とじゃがいもの煮込み。ふだんあまり食べない肉もチョイスしました。肉も柔らかく、じゃがいもとろとろでおいしいっす。

仔牛とじゃがいもの煮込み。ローマの家庭料理という感じなのでしょうね。結構な量があり夕食は抜きました。

お料理はすべておいしく、素晴しかった。さすがのお店です。地下鉄に乗ってきた甲斐もありました。しかし……。

問題はカルボナーラにありました。いえ、おいしかったのですよ。アルデンテと太いショートパスタは大好物。でも、オイラはあの、スパゲティカルボナーラを頼んだつもりでした。が、出てきたのは太いショートパスタのリガトーニ。

パスタカルボナーラ。

はい、リガトーニを使ったカルボナーラだったのです。カルボナーラというのは、卵とパンチェッタ(ベーコン)、チーズを用いた料理の手法ということで、パスタはなんでもあり、ということなのですね。

メニューをよく見ると、たしかにpastaと書いてあり、spaghettiの文字はどこにもありません。

アンティコ・ファルコーネのメニュー。料理とお酒(プロセッコ、赤ワイン)で41ユーロ。何かとお高いローマでは、きわめてリーズナブルでした。

お店のお兄さんに尋ねてアンティみると、「はい。カルボナーラは本日のパスタ、リガトーニでご用意しました」とのこと。そうなんだ、本日のパスタね。ありがたいことです(笑)。カルボナーラってスパゲティだけのものじゃなかったということなのか。目が点でした。

この点、オイラのイタリア語力では深く突っ込めませんでした。どなたか、このあたりの事情を補足いただければウレシイです。

つまり、ローマ名物のパスタカルボナーラは食べられたのですが、スパゲティカルボナーラは、食べられなかったという、ややこしいお話でした。

Facebookには、動画を含めてアップいたしました。

では、またお会いしましょう。Ci vediamo!

初めてテヴェレ川を越えました。
テヴェレ川越しのバチカン。
最終日だけは夕方のお散歩も楽しみました。ファロロマーノの近くで。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?