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出発前にCT検査

Buongirno! Sono Hiroshi.おはようございます。ヒロシです。

10月30日からのイタリア旅にそなえて、もろもろ準備中です。昨日10月18日は家の近くの病院で、胃から下のCT検査を受けてきました。

「ジジイ、大げさすぎだろ。医療費のムダ遣い」と言われそうですが、じつはこの検査、2年前に手術した鼠径ヘルニア(脱腸です泣)のアフターフォローなのです。

術後2年のCT検査がたまたまこの時期になったということで、旅行のためにセットした検診ではないのです。ですが、結果的には最終のメディカルチェックとなりました。

おかげさまで、CT検査の結果も問題なし。理事長先生(外来も診るんです)からは、「当面、問題になるような所見はなさそうですね。これで診察満了としましょう」との言葉をいただきました。ほっ。

なにしろジジイなもんで、普段からそれなりに医者通いをしています。

●病院A(近所の内科)
=高血圧と逆流性食道炎の治療。かかりつけ医ですね。

●病院B(二子玉川の眼科)
=緑内障の治療。

かかりつけ医には、旅行のことをお話ししていますので、旅行中の体調不良にそなえて、薬も処方してもらいました。

かかりつけ医に処方されたお薬

ふだんから服用している逆流性食道炎の薬「タケプロン」、高血圧の降圧薬「オルメテック」に、加え、以下が旅行時の非常事態用となります。

A カロナール錠=鎮痛解熱剤
B トラネキサム酸錠=喉痛薬
C メヂコン錠=咳を鎮める薬
D コルヒチン錠剤=通風発作薬

このうち、Dのコルヒチンは初めて処方された薬です。じつは9月の血液検査で「尿酸値7.4」となり、基準値7.0を超えたこともあり、通風発作が出そうなときに服用しなさい、とのことでした。

尿酸値の高い状態が続くと「高尿酸血症」という病気になるそうです。それが痛風で、吸収排出されなかった尿酸が関節などに溜まり、炎症を引き起こすものです。

代表的な痛みは、足の親指の付け根付近に激痛が走ること。ビールはじめ、いわゆるプリン体を含むものを過剰摂取することも原因のひとつとされています。

困ったことに、オイラはアンチョビが大好きです。このアンチョビは、イワシの小さいやつなのですが、イワシはプリン体のかたまりのような魚なんですね。イタリア語では、alice(アリーチェ)といいますが、その産地である漁港チェターラまで訪ねるからです。

チェターラは、有名な観光地アマルフィの近くですが、ここで水揚げされたアリーチェを朝のうちに塩漬けにしたアンチョビのオイル漬けは、新宿の伊勢丹で4000円(一瓶)近い値段です。そやつが、現地ではいったいいくらなのかを観察し実食するのも、今回の旅の重要事項なのです。はい。

もちろん、尿酸値が高くならないよう気をつけますが、万一の対症薬も必要とのことで、この「コルヒチン」を持って行きます。

ちなみにこのお薬、ローマ帝国時代のシチリアのお医者さま、ペダニウス・ディオスクリデスが発見した薬草がその起源とか。イタリアと痛風の浅からぬ縁を感じております。

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