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【なんでコロナのワクチン接種が進まないの?】

ほんとにさっぱり進まないワクチン接種。みんなは正直、どう思ってるんだろう?

僕は「遅い!!」としか思えない。

政府は何をしてるんだろう??

問題はいろいろあるんだろうけど、
①外国製ワクチンのみに頼っている
②国内製薬メーカーのワクチン開発への資金援助が少なすぎ
③医師会の壁
などがあると僕は思ってる。(本当はもっと思うところはあるんだけど)


まず①の外国製ワクチンのみに頼っているという点。

ファイザー製ワクチンの国内搬入がなかなか進んでいない。需要が高く、予定したようには調達できていない様子。そりゃあそうでしょ。アメリカをはじめ、ヨーロッパ諸国では死者が多く、できるだけ早くワクチンを確保したいよね。取り合いになってる。

海外の製薬メーカーはいろいろな国にある工場でワクチンを製造してるけど、その国がワクチンをあまり輸出できないように規制をかけているところも出てきた。

需要が高いから、日本みたいな国は足元を見られるんだよね。価格も吊り上げられたりして。

海外製ワクチンにばかり頼っているからうまくいかない。そこは政府の失策だと思う。こんなにも接種が進まないのはそこに原因の一つがある。


次に②の国内製薬メーカーのワクチン開発への資金援助が少なすぎという点。

なぜか政府は海外製ワクチンの確保ばかり急ぎ、国内の製薬メーカーに開発させるための資金援助が少なすぎた。アメリカからの圧力があったかもしれないけど、国民を守る強い意志があるなら、国内メーカーにスピード感を持って開発してもらうよう資金援助をすべきだった。同時に、臨床試験を通常より簡素にして製品化を急ぐべきだったと思う。国内製ワクチンは、通常と同じ臨床試験を行わないと製品として認められない。こんな緊急事態なんだから、政府が強権を発動して通常より簡素にしても良かった(でも国民の健康を著しく損なう恐れがあるなら別)。

海外製のワクチンは通常より簡素な試験なんだよ?ファイザーのワクチンも緊急事態だからと言ってCDCが特別に認可してる。それなのに日本ときたらどうだろう?


最後に③の医師会の壁

日本ではワクチン接種という医療行為を行えるのは「医師」のみ。海外では違う。大量にスピード感を持って接種を行うために、医師以外も行っている場合が多い。

血液検査や点滴をするため、看護師も注射したりするよね?看護師は患者の体に注射を刺すことに慣れてるよね?だったらそういう人たちに急いで研修を行い、ワクチン接種をやってもらえばいい。特例としてね。

でもそう簡単にはいかない。医師会の強い反発があるから。だってワクチン接種という医療行為を「医師」以外が行えるとしたら、医師の既得権益が奪われるとも言えるから、権益を守るために医師会は「うん」とは言わない。医師会というのは「医師」の既得権益を守り、今後も医師が儲けていくためにあるから。

他にも理由はあるけど、今回は①~③の理由を挙げてみた。少し納得できるような原因があっただろうか。


現在のコロナウイルスとの戦いは「戦争」である。日本では政府も民間の医療組織も「戦争」という考えが無い。「戦争」だから早期に集結させるために海外では非常手段を取る。臨床試験を短くしたり、ロックダウンを行ったり。日本では「戦争」と思ってないから平時のやり方を取ろうとする。

緊急事態宣言が出されても、大した罰則がある訳でもなく、権利が制限される訳でもない。あくまで国民に守ってね、と言っているだけのものだ。だから緊急事態宣言が出されても急激に感染者が減少もせず、そして慣れてくると大勢で飲食したりしてしまっている。

「戦争」という意識があれば、国民の権利を一時的に制限するけど、その代わりに短期で抑え込むという行動になる。そもそも国会議員が緊急事態宣言下で夜に飲み歩いている。厚労省の職員が大勢で深夜まで送別会を行っていたりする。そこには「戦争」とか「緊急事態だ」とかの意識は感じられない。

結局のところ、「戦争」という意識が欠如しているからワクチンの接種も進んでいないんだ!

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