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2008~2009年瀋陽+丹東旅行(2)
あくる日は丹東への移動日だが、その前に瀋陽市内見物。最初に「張氏帥府」へ。ここは奉天の軍閥、張作霖と張学良の官邸兼私邸。どういう理屈かはわからないが、張学良は北京政府においては善玉の評価らしい。張作霖については、浅田次郎著「中原の虹」を。
確か蒋介石と張学良との面談、いわゆる「西安事件」の一幕だったか。違うかもしれない。
続いて、瀋陽故宮へ。1991年以来2度目の来訪。北京の故宮とは比較にならないくらいこじんまりとしているが、それでもいい味出している。
丹東行きのバスターミナルは瀋陽北駅のそばにある。1991年の瀋陽北駅は、周辺はまだ開発中で駅以外何もなかったが、今ではすっかり交通の要所となっている。
丹東のお宿は「中聯大酒店」。目の前は文字通り鴨緑江。リバーサイドホテルだが、まさに北朝鮮をウォッチングできるのがウリ。当然そちら側の部屋を確保している。よくニュース番組でここの国境の映像が流れるが、それはこのホテルの部屋から撮影されたものに間違いない。ちなみに部屋に備えられているという噂の双眼鏡はおいてなかった。
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