【レートを出す】ストップウォッチでピピッと連打してもできない時間を短縮するだけでレートが恐ろしく上がる話 20240616

レートをあげるために、

「フォワードから上げるな!」
「フォワードはそのまま!ドライブを上げろ!」

って話をよく聞きますが、

自分の場合、
ドライブももちろん上げるかもしれないけど、
どちらかと言うと、
準備」を速くしたほうがレートが上がる、
レートが上がるから艇速も上がると思っています。
(※一漕ぎ=ドライブ+準備)

準備というのは、ここでは
「ハンズ、セット、フォワード、エントリー」の4つと定義します。

このうち、ハンズやエントリーはテクニックの要素が大きく、
熟練すればするほど速く出すことができますが、

今すぐ速く!っていうのはなかなか難しいので、
短期間でレートを出すっためには
「セット、フォワード」でいかに時間を稼ぐか、だと思っています。


レートとそのレートにかかる一漕ぎの時間(1回転分)

簡単な表ですが、こちらからSheetを共有できます。↑


この表で言いたいのは、
右の例の話で
レート18で漕いでいたのを
ドライブ、フォワードを合わせて
1秒短縮するとレートが26になる(まだ分かる)
さらに1秒短縮すると、46になる(えっ?)
って話。

レート20から0.5秒短縮すると24になり(まだ分かる)
さらに0.5秒短縮すると30(え?)
さらに0.5秒短縮すると40になる(まじか)って話。

よくストップウォッチでピピッと連打して
できるだけ速く止めるのを競う遊びがありますが
あれってだいたい0.2秒、0.3秒の戦いだったと思うのですが、

レート32から0.3秒上げると、レートが38になります。
レートが出なくて困っている人は、
つまりはあと0.2秒、0.3秒をどこで調達するか問題を抱えていることになります。

レートを上げるために。

ここから先は

745字

生徒の(コーチの)の貴重な時間をムダにしたくない、もっと楽しくしたい。 そんな指導者、選手の方へ。 …

お試し!ローイングプラン

¥800 / 月
初月無料

中野紘志応援プラン

¥10,000 / 月

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?