【伝わらない】伝えるチカラは、日常から20241205
有り難いことに
年に何回か講演の依頼を頂く。
「お前が何十分も話せるの?」って
大学の友達から言われそうなぐらい
無口でボソッとタイプだった私は(今もか)
なんとかして聞いてくれる人にとって良い時間にしようと
毎回試行錯誤している。
いろんな本、
いろんな動画を見て
話術だとか、構成とか
そういうの上手いな、と思うことはたくさんあるのだけど、
一番重要なのは
「誰が言ってるのか」という部分なんじゃないかと
最近思っている。
話していると、いつも
伝わっているのか、
次何を喋ればよいのか、
何を伝えればよいのか、
そればかりで頭いっぱいになって、
しどろもどろになるんだけど、
「自分がどういう人間で、背景の持ち主か」を
最初に伝えることが、
「だからこう考えるんです」っていう結論に結びつきやすいのかな、
しどろもどろにならなくて済むのかなと思う。
おすすめの本
最近読んだ本が衝撃的で、
全30代にオススメの本です。
要は、
「どうやるか」より、「誰とするか」のほうが大事だよ。
「どうやるか」って考えた時点で、
自分の能力が天井になるけど、
適切な「誰か」を見つければ、
自分の能力がボトルネックにならない、
そして
自分が誰かにとっての「誰か」になれれば、
お互い能力が無限になるって話。
私が要約するとせっかくの名著が
浅はかに映ってしまうかもしれないけど、
かなり面白いし、
今までの自分に足りなかったところ。
その「誰か」に「私」が選ばれたということ
講演やその他の仕事として「中野」が選ばれたということは、
その「誰か」に「中野」が選ばれたということ。
同じことは誰でも言えるかもしれないけど、
中野だからこそ、
伝わる話、説得力がある話がきっとある。
それをみんなに伝えることが
聴く側にとっても
依頼してくれた側からも、
話す私にとっても、
良いんじゃないかと思っている。
Who Not How どうやるかではなく誰とやるか
なら、
Who Not What 何を伝えるかではなく誰が伝えるか。
その誰かに。
次の講演に向けて
私しかできない話は、
まず私がどんな人間か、
どんな生き方をしたか、
であって、
そこに正解も不正解もない。
誰よりも胸を張って言える自分が生きた自分の人生だから、
自信を持って話すことができる。
話が上手い人は、
話が上手い以上に、すごい人生を生きている。
伝えたいことは、
結果的にみんなと同じだったとしても
それができれば、
もっと伝わるのかな、と思っています。