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トノバン、見て来ました!!

お昼からの部なので、週末には花火大会が開かれる宮川公園でおにぎり2個食べて、その後映画館(伊勢の知る人ぞ知る進富座)に行きました。奥さまはサンドイッチ食べてたんだった。

映画は、いくつものインタビューと演奏シーンとで加藤和彦さんの生涯をたどっていくものでした。オーソドックスな伝記スタイルの映画です。近ごろこういうモノローグを集めて、一人の人を語るドキュメンタリー的なものって、多いのかな。昔からある形ではありますね。

私たちは、加藤さんの音楽をどれだけちゃんと受け止めたのか問われていたのです。そして、加藤さんを語った何人もの人たちが、「自分がそばにいれば、ああいうことは起きなかった」なんて語ってたけど、大人はそうはいかないし、いつも孤独と自己の存在を問われるものなのだから、他人がどうこう言うよりも、ある程度は仕方がなかったのかなと、勝手に想像しました。諦めてしまうのはよくないことだし、私たちはみんなに関わり合って、助け合いたいですけど、それは理想ですけど、理想通りにならないことって、山ほどありますね。そちらの方が当たり前かもしれない。

加藤さんは、サディスティックミカバンドのボーカルのミカさんを奪われ、安井かずみさんには先立たれ、バンドのメンバーは辞めていったり、たくさん失ったものがあったんだなと思いました。

たくさんたくさん、仲間も名声もお金も手にしただろうけど、到達点にたどり着かないし、もどかしいこともあったでしょうか?

高校のコーラス大会で歌ったあの素晴らしい愛をもう一度の良さも改めて感じました。

そんな歌を歌ったなんてね。今の人には通じないと思うけど、楽しそうに歌っていきたいな!! そう思いました。