空の日記 2024.2.22
三連休の前の日、とにかくお仕事に行かなくてはとモタモタしながら家を出る。妻は「オトーサン、だんだん遅くなってる」とポツリ。
確かに、遅くはなっている気がする。何だかピシッとしないね。信号では何台もの列があって、先頭はダンプのようだ。こうしてスロープの上から車の列を眺め、自然に目に入る大きな雲をボンヤリ見てしまう。この雲の先端はどこにつながるのだろう。ずっと北をめざしているようだった。
この雲はちゃんとしたトンガッタ形だけれど、空を覆う雲たちは形もなくすーっと伸びていて、何層も重なっている。
信号待ちが終われば、また一つ一つと前に進んでいかなくてはならない。ということは、少しずつ仕事場に近づくわけで、うれしいでもなく、悲しいでもなく、ただ何となくそこに向かう感じ。悲壮感はないけど、至福感もない。
さて、あと少し
こうして私の昨日の朝は始まっていった。なんと、ネコの日だったとは! ネコもびっくりの菜種梅雨の日々が続くのだ。