クスノキ、キジ、初夏の夕暮れ
花はだいたい落ち着いたクスノキは、たくさんの花を落としています。小さくて黄色の花みたいだったけれど、地べたに落ちたら、茶色のつぶつぶになりました。
ほんの少し前まで落ち葉が続いていて、その後に花、それが終わればナツを迎えられるというところでしょうか。
山の向こうでしきりにキジのオスが鳴きます。まるで咳ばらいみたいな、オレはここにいるよ! と彼女に呼びかけてるみたいだ。
夕暮れはしばらく続いて、この時間に帰らないヤツはバカだよ、なんて言われてる感じです。
ナツはもうすぐ来るけど、もう少しゆっくりさせてほしいな。