見出し画像

心のアンテナがやりたいと感じたら、今すぐ一歩前に踏み出してしまおう!

【2人の息子たちに伝えたいこと(20)】

以前、書いたことは、ここにまとまてあるよ!「

1.失敗してもいいから、チャレンジしよう。

30代の終わり頃に、分かったことがある。

それは「やって失敗したことは、後悔しない」けど「やらなかったことは、ずっと心に残り続けている」ということ。

仕事でも、プライベートでも、いろんな失敗をしてきたけど、良かれと思ってやったことで失敗してしまっても、あまり後悔を引きずることはないんだよね。

でも、やらなかったことは、いつまでも心のどこかに残っていて、時々「わすれてないかい?!」って顔を出してくる。

「自分の人生は永遠だ」と考えるのは青年の特権だけど、30代が終わる頃には、それが幻想だとわかってくるんだよな。

20代・30代は、心のアンテナを高く上げて、やりたいと思うことが見つかったら、あれこれ考えずに一歩近づいてみる、前に踏み出してみることが大事だと思う。 振り返ってみるとね。

2.「何かを始めるのに、遅すぎることはない」とは言うけれど・・・

時間は有限。1日24時間で出来ることは限られる。

早く始めればやりたいことに多くの時間を割り当てられるし、やってみて違うと思ったら、そこからやり直すこともできる。

やりたいことに、お金が必要なこともあるが、お金は工夫次第でなんとかなるもんだ。

時間やお金のことをあれこれ考える暇があったら、目をつぶって、一歩踏み出してしまったほうがいい。

初めてしまえば、その瞬間からなんとかやりくりをして、やりたいことにお金と時間を振り向けるようになるさ。

昔読んだ本に『充実した人生を送っている人は、やりたいと思ったことは、それ専用の時間が用意できなくても始めてしまう人だ』と書いてあった。

限りある時間を有効につかう秘訣が、この一文にあると思う。

3.「1万時間の法則」、「1000時間の法則」

人生を豊かにするには、この2つの法則を理解したほうがいい。

世の中でよく言われる「1万時間の法則」は、二人がその分野のプロとして認められるために最低限必要な修行の時間だ。

1年で230日働くとして、毎日7時間くらい真剣に仕事と向き合ったとしても、最低6年はかかる計算だ。現実は1日7時間も集中することはむつかしいから、普通の働き方だと、たぶん10年くらいかかるのだろう。

自分がやってみたいことがプロレベルの話なら「1万時間」が必要になる。だから、最初の一歩を早く踏み出すことも大事だけど、日々、集中して取り組む覚悟も同じくらい大事になってくる。

気の向いた時だけ熱心にやる・・・というのでは、どんな分野でもプロにはなれない。

「1000時間の法則」は、趣味のレベルで、何かを楽しめるようになるまでの時間だ。

楽器の演奏なら毎日1時間練習して3年くらい。週末4時間の練習なら5年間くらい続けると、自分の思うような演奏ができるようになってくる。

ダイビングなら通算100本を超えたあたりから、海の中で陸上のいるのとあまり変わらない気分で潜れるようになる。毎回1日2本潜っても50日かかる。潜水ポイントまでの行程や準備時間なんかを考えると、やっぱり1000時間くらいは費やすことになる。

ランニングも累計1000時間を超えてくると、走ることが生活の一部になってくる。天気が良い日に走らないと、なんだか損をした気分になる。

そうやって、仕事で「1万時間」、趣味で「1000時間」に到達すると、その先の世界が見えて来る。でさ、そこが「単なる通過点」で「世界の入り口」に立ったにすぎないと気付く。

本当に面白くなるのは、実は、その先の旅路だったりする。

今、50代になって、そんなことを感じているよ

ヒロシ