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時には、人生の洗濯をしよう。

【2人の息子たちに伝えたいこと(11)】

以前、書いたことは、ここにまとまてあるよ!「


勤続25周年で3週間の休暇をもらった。

そして、2人も知ってる通り、長い旅にでた。

まだ、コロナで世界が一変してしまう前だった。

那覇、石垣島、与那国島を巡って、東京経由で、小笠原諸島の父島、母島へ。

島はいいなあ。

島は、本土から切り離されているからか、自由な潮風を感じることが出来る。

3週間の休みは、人生の洗濯だと思って出かけたんだけど、ほんとうに身体から余計なものが洗い流された気がしたよ。

旅に出る前には、いろいろ重荷を担いでいたことに気がつかなかった。

旅先にいくつか置いてきた気分。身軽になった。

人生には、ときどき、洗濯する時間が必要だ。

そういえば、昔住んでいた香港島も島だった。

「青い海、白い波、自由の港、香港に♪」

日本人学校の校歌は、そんな出だしだった。

今は、自由の港ではなくなったようだ。暴動が起こる前に、家族で旅行しといてよかった。

あの自由な雰囲気は失われてしまったんだろうな。

香港のオープンバスやフェリーで感じた潮風は、今となっては、最後の自由な風だったのかもしれない。

社会に出たら、なかなか思うようにならないこともあるだろう。

そして、気づかないうちに、いろんな重荷を担いでしまう。

だからさ、チャンスがあれば、思い切って長い休みを取って、人生の洗濯に出かけることをおすすめするよ。

ヒロシ