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親子承継がうまくいかない場合

不動産仲介業の親子承継

そもそも、なんで親子承継がうまくいかないのでしょうか。そこには必ず原因があるはずです。不動産仲介業は、数人の社員で小さく事業を行っている会社がとても多いのですが、それでも立派に雇用を生み出し、税金も納め、社会にとても貢献しています。そんな不動産仲介会社の承継がうまくいかずに会社がダメになってしまうのはとてももったいない話です。これからも地域の皆様のために、なくてはならない不動産会社として雇用を生み出し、代をつないで貢献していっていただきたいと思います。

そのために、うまくいかなかった会社の失敗を教訓にして、皆様にはしっかりと親子の承継を進めていっていただきたいと思います。失敗した承継は、それなりに理由があります。同じ轍を踏まないようにしましょう。

うまくいかなかった理由の最たるものは、やはり運任せ、時間任せにしていることです。時が来ればなんとかなるだろうと考えて、なんの準備もしていない場合です。創業者の皆様はゼロベースで会社をつくってきたので、会社にあるすべてのことを作り上げてきた人です。それが創業の準備ということになります。そのように創業者は準備をして会社のしくみをひとつひとつ作り上げてきているのに、継ぐ側の息子は何の準備をしなくてもよいのでしょうか。そんなはずはありまえん。創業者がゼロベースで準備を進めてきたのであれば、それを継ぐための準備が必ず必要なはずです。そのような当たり前のことを避けて通ると失敗への道へと進んでしまいます。

学校に進学するのも、会社へ入社するのも、旅に行くのも、何かを始めるにも、準備をしている人としていない人ではどちらがうまくいくのかは言うまでもありません。何を準備するべきなのかを考えていきましょう。


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