見出し画像

お客様を考える

不動産仲介会社のお客様

事業を行う上で大切なことの一つがお客様であることは言うまでもありません。不動産仲介業には売主様と買主様がお客様として存在しています。そしてこの両者は、目的が違うお客様なので、仲介会社としても同じ扱いをするわけにもいきません。集客はマーケティングになりますが、両者は全く違う考え方で自社に集まっていただくことになります。ですので、自社のホームページひとつとっても、売主様、買主様、どちらの目線で作成しているのがとても重要に思えます。単に会社のアピールをするためだけにホームページを公開するのではなく、集客のひとつの武器として公開するのであれば、両者のお客様を考えて設計するべきです。

買主は物件を選ぶ、売主は会社を選ぶ

お客様が何を考えているのかが分かれば、そのお客様の先に行くことができれば集客は成功します。購入希望者である買主様は、「自分の住みたい物件、自分に合った物件」を探しています。チラシをみても、ネットのポータルサイトをみても、見る順番としてはまずが物件をみて、気にいた物件がみつかったら、その物件をどこの不動産会社が扱っているのかを次に確認していくことになります。ですので、多くの買主様に集まっていただきたいのであれば、まずは商品である物件を揃えなければなりません。それも見栄えよくです。商品がないお店にお客様がくることはまずありません。媒体という棚に数多くの商品をまずは並べて、それを魅力的にみていただけるようにコメントや写真を工夫しなければなりません。これが最低限しなければならないことです。その2つさえも何も考えずに、毎日お客様が来ないなと愚痴っても仕方ありません。まず最低限やるべきことは当たり前にやるようにしていきましょう。そして、売主様ですが、売主は会社を選ぶわけです。選ばれるためのことをしなければお客様は自社には来てくれません。選ばれる会社とはどんな会社でしょうか。信頼できる会社、名前を知っている会社、実績のある会社、近くにある会社、親身に相談してくれそうな会社、入りやすそうな会社・・・。理由はたくさん出てくると思います。その出てくる理由のひとつひとつを確実に実践して、お客様に認知していただきましょう。それが売主様に集まっていただくための第一歩目です。待っているだけではお客様はきてくれません。積極的に自社の売り出し方を考えていきましょう。次回は、売主様に対してのアプローチをもう少し深堀していきたいと思います。


不動産売買仲介業の経営力と売上をアップするなら           小さな不動産会社を営む経営者を応援するセレソ総合研究所へどうぞ   https://cerezo-soken.site/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?