見出し画像

仲介業の仕事の分担を考える

働き方改革でなくても必要な時代

前回は、不動産仲介業をひとりで開業した場合について投稿しましたが、最初から事務員さんや営業マンがいる場合は、社長ひとりがあれこれしなくても、業務分担ができるからいいですね。ただ、その業務分担も今の時代に合わせていかないと非効率な仕事の進め方になってしまいます。

世の中、IT化が進み、管理すべきことがらがどんどん便利になっているかと思います。・・・便利になっていますか?逆にやるべきことが多くなってなんだか忙しいなんてことにはなっていないでしょうか。パソコンで仕事をすることが当たり前になったこの時代、チラシをつくるのも、お客様を管理するのも、集客をするのもすべてパソコンで行います。パソコンで管理をしているものだから、なんとなく便利になっていると思いつつ、実はやらければならないこと、入力しなければならないものなどがとても増えているが現実だと思います。

10年前、20年前から変わらず不動産仲介業は、売りたいお客様がいて、買いたいお客様がいる。そして仲介する。このごくごくシンプルな仕事が、なんだかとても複雑になってきている。仕事としてやるべき使命は一緒なのに。

しかも、働き方改革などと言っているので、昔は朝早くから夜遅くまで仕事をして、できない分を時間でカバーすればよかったものの、もう社員にそんなことを押し付けられる時代ではありません。でも、お客様にお渡しする情報、管理するためのパソコン業務、集客のための一連の作業など、昔よりやるべきことが多くなっているので、なんだか忙しくて大変な割には、やっていることが報われていないななんてなってしまっている会社もあるのではないでしょうか。

だからこそですが、不動産売買仲介業も5年、10年前の仕事の進め方や、社員の役割分担の考え方をガラリと変えていかなければなりません。営業マンのやること、営業事務員のやること、店長、マネージャーのやること、社長のやること。10年前と同じ感覚、同じやり方でやっていては到底時間も足りません。

一度、仕事の棚卸をしてみましょう。カイゼンすべき点が必ず見えてくるはずです。

不動産売買仲介業の経営力と売上をアップするなら           小さな不動産会社を営む経営者を応援するセレソ総合研究所へどうぞ   ホームページはこちら

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?