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自分の人生の棚卸 社会人編その8

真面目と不真面目を考える

自分の人生において、勘違いと言いますか、はき違えていたと言いますか、ちょっと考え方がズレていたなと40代になって気づいたことがあります。それは「真面目」か「不真面目」かということです。不真面目を辞書で調べると、「まじめさが欠けるさま」と書いてあります。まあ、そうなんでしょうね。真面目に打ち消しや、否定を意味する「不」がついているわけですから、それでは、真面目とはなんでしょうか。同じく辞書を調べるとこんな風に書いてありました。「本気であること。うそや冗談でないこと」そして、「まごころをこめること。誠実なこと」だそうです。

40歳を過ぎて気づいたことは、ことがらによって「真面目」というものの捉え方って違うのだということです。すみません。気づくのが遅くて。

社会人であり、ビジネスマンである我々にとっての仕事に対する真面目とは、決して一生懸命やっていれば真面目になるのではなく、無遅刻無欠勤だから真面目になるわけでもないんですよね。ルールを守って、一生懸命やっていて何が悪いんだ!と怒られてしまうかもしれませんが、決して悪いわけではありません。ただ、仕事というジャンルの中ではそれだけでは決して真面目な部類にはならないということです。残念ながら一生懸命やっていて評価されるのは、アマチュアか子供の世界だけです。仕事に対しての誠実さとは、仕事に対して結果をだすことです。与えられた仕事に対しての目標や目的を達成することが、仕事に対する誠実さでもあります。ですので、一生懸命やらなくても結果がでていれば、一生懸命やっていて結果がでていない人よりも評価もされることになり、それが結果的に真面目に仕事をやっているということにもなります。言い換えると、一生懸命仕事をやっていても仕事の結果を出せない人は不真面目ということになってしまいます。仕事って厳しいですね。

そんなことに気づいた40歳です。えっ?遅い?

すみません。

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