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自分の人生の棚卸 社会人編その12

頭の中の設計図と工程表

社会人人生で反省すべきことは多々ありますが、勿論よい経験もとてもたくさんあります。仕事をプロジェクト的に進めていくにあたり、頭の中に自然と進め方の工程と完成形を思い浮かべることができるのですが、これは住宅メーカーの時の施工管理の経験が生かされているのではないかと思っています。

新しく家を建てる最初の段階は、言うまでもなく真っ新の更地です。そこに立体的に家の完成をイメージして工事に入っていくことになります。地縄をはって、遣り方を立てて。そして、図面と工程表をみながら竣工までの工期をイメージします。工事期間中は、ずっと次の工程、次の次の工程をイメージしながら進めていくことになります。何かトラブルがあったり、予期せぬ天候による影響などが工事をの進捗を左右していきますが、そのような場合でも、常に図面と工程表をみながら、最善の工程を頭の中で組み立てていきます。そして、竣工という完成にたどり着きます。

建築でなく、通常の仕事の進め方もこのような経験が生きているんではないかと思います。仕事を進めていくにあたり、常に頭の中で進捗のイメージを描きながら進めていく。次の工程、次の工程へと。自然と頭の中で工程表のように進め方のイメージができるようになっていました。建築の施工管理を経験させていただいたおかげだと思っています。


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