買集客を考える

技術的な要素

売主からのお問い合わせを得るためには、会社がどのように選ばれるのかを考えなければならないので、どちらかと言うと戦略的な発想になってきます。一つの媒体だけで問い合わせがくるのではなく、売の場合は特に媒体が複合的になってくるからです。対して買（購入希望のお客様）の場合は、どちらかというと技術（テクニック）的な要素が大きくなります。「買主は物件を選ぶ」これが買集客を考えるときのマーケティングの基本となりますが、どの不動産会社に問い合わせをするのかは二の次であり、自分が求めている物件情報が最初に目に入ってから、扱っている不動産会社がどこなのかという順番で問い合わせに至ることになります。そのため、不動産会社独自のホームページより、いわゆるポータルサイトの方がお客様は訪問しやすいといことになります。

店舗（会社）にお問い合わせが来る前に、まずは物件が選ばれなければなりません。物件そのものを選ばれる状態にしておかなければならないということですが、そのような対策はしっかりととれているでしょうか。どのくらいしなければならないのかは、あなたの地域のまわりの不動産会社（競合他社）次第です。何も対策を考えていない不動産会社が多い地域は、それほど知恵を使わなくてもよいのかもしれませんし、写真やコメント、物件掲載数などに力を入れている会社が多いのであれば、それ以上のことをしなければなりません。競合他社対策をやっていますか？

もしやっていないという皆様。安心してください。これからはまだまだ伸びしろが逆にあるということですから、あれもこれもとことんやるだけやってダメな場合と、何もやっていなくてダメな場合では全然状況も違います。

まずは、地域の競合他社の自社ホームページ、ポータルサイトの利用状況などを確認してみてください。

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