見出し画像

不動産仲介会社の定休日

定休日をどのように考えるのか

今日は木曜日です。今日お休みの不動産会社もあったりすると思います。不動産仲介会社の基本的なお休みは水曜日に集中していると思いますが、週休2日制が浸透していく中で、水曜日を中心に、火曜日もしくは木曜日を定休日に設定するか、どちらかを社員さんが選定できるようにしている会社も多いのではないかと思います。会社の定休日ってそう簡単にコロコロ変えられるものではありませんが、いまの休日や定時の設定でいいのかどうか。ふと考えることもあったりしますよね。

会社の都合で考えるのか、お客様視点に立つのか、社員のことを考えるのか、定休日と開店時間を決める要素はいろいろあります。社員のことを考えるとまず最低限重要なことは決まっているということでしょう。今や少なくなってきたとは思いますが、年末年始のお休みや夏季休暇が直前にならないと決まらないという会社もあったりします。そうなると社員はいつ帰省すればいいのか、いつ予約をしたらいいのかなど困った立場になってしまいます。不動産業界ではない方が、いまこの記事を読んで、そんな会社は今時ないだろうと思われるかもしれませんが、意外と・・・・・。年間の休日カレンダーが決まっていることは大事です。休日が決まっているのは社員に対しての最低限の礼儀かと思います。

お客様の立場ではどうでしょうか。一般的には週末お休みの方がお客様には多いのは間違いありませんので、週末に営業の機会をもってくることになります。週末にお休みと言うのは営業会社としてはなかなか考えにくいため、やはり平日が会社のお休みということになってきます。但し、一昔前と状況が違うのが、ほぼ残業をしない会社が徐々に多くなってきたということではないでしょうか。お客様は平日の仕事終わりに、物件の購入検討をしたり、問い合わせをしたりして、夜の時間帯になんらかのアクセス(お問い合わせ)があったりしるのですが、この対応をどうするのかを試行錯誤している会社も多いのではないかと思います。お客様からしてみれば、とりあえずなんらかの問い合わせをしていれば、明日にでも連絡がくるだろうくらいの感覚のような気がしますが、営業する側としてはそんなわけにもいきません。いま問い合わせがあったのだから、いまなら確実にお客様につながる。そんな風に考えて、休日でも夜の時間帯でも問い合わせに即反応する。そんな状況にもなっているのではないでしょうか。営業をする側の立場としては仕方ありませんが、お客様にとって・・・・・。

さて、そんな中、会社としての立場ですが、一昔前より労働時間が減ってきているのは確かだと思います。ただ、労働時間が減ったからと言って、成果も減っていいわけではありません。以前より、システムや集客や人材育成やいろんなものにお金がかかるようになってきました。会社としては、むしろもっと労働時間を増やして、契約と売上を増やして会社に貢献してほしいくらいに考えているのではないかと思いますが、そんな時代でもありません。定休日を普通にとって、社員がたとえ営業職でも定時で帰ることができるしくみ化と生産性の向上に取り組むことができるのかどうかを考えなければならない時代になっています。面倒ではありますが、会社の生産性を上げていくために、じっくりと考えてみましょう。


不動産売買仲介業の経営力と売上をアップするなら           小さな不動産会社を営む経営者を応援するセレソ総合研究所へどうぞ   ホームページはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?