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不動産小規模仲介会社の戦い方

「仲介業」というカテゴリーから考える

こういうことは、まずは当たり前のことから考えていかなければなりません。不動産仲介業とは何かを真剣に考えていくと、きっと戦い方が見えてくるのではないかと思います。「仲介」とは一般的に辞書をひくと次のように書いてあります「両者の間にはいって、とりついだり、まとめたりすること。なかだち。あっせん。」だそうです。だから何?と思われるのかもしれませんが、このあたりから結構奥深く考えていくといいのではないしょうか。

仲介会社は、社長おひとりや、少数の社員さんで経営をされている会社も多いのではないかと思います。それでも立派な会社です。会社であるからには会社経営をしなければなりません。偶然きたお客様に偶然の物件を紹介したら偶然契約が決まってしまった。そんなことを毎月繰り返すわけにもいかないのです。いきあたりばったりではなく、的を射るように何事も行っていかなければなりません。仲介業は少しの経営の考え方の差で、100万円も200万円も一か月の売り上げが簡単に変わってきてしまいます。その少しの差を偶然に頼らずに計画的、もっとかっこよい言い回しをすれば戦略的に埋めていきたいものです。

そこで、冒頭の話にもなってきますが、長年仲介業を営んでいる経営者でも「お客様」を真剣にマーケティングの要素で考えていない人も多いのではないかと思います。仲介とは言うまでもなく、「両者」が存在するわけで、不動産仲介における両者とは、売主と買主になります。仲介会社にとって、どちらもお客様であることには変わりありませんが、両者はまったく違うことを目的にしたお客様です。単に、売主と買主を同じお客様として考えている会社はいつまでたっても、まともな経営もできないのではないでしょうか。

大切なのはお客様です。仲介会社のお客様とはどのようなお客様なのかを次回から一緒に考えていきましょう。次の投稿も楽しみにお待ちください。


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