民主主義

あらゆる現実の民主主義は、平等に取り扱われるというだけではなく、その避くべからざる帰結として、平等でないものは平等に取り扱われないということに立脚している。すなわち、民主主義の本質をなすものは、第一に、同質性ということであり、第二に、…必要な場合には・・・意志的なものの排除ないし絶滅ということである。

カール・シュミット 『現代議会主義の精神史的地位』第二版のまえがき みすず書房 2000年


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