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そんなの本望じゃなくて、屈辱すぎる

ゴッホアライブ 東京展に行った時のこと。

この特別展
映像や音楽、香りで
ゴッホを体感する没入型展覧会というものでね、

時系列を追って
ゴッホさんの言葉とともに
絵画を見ていけるのですが、

(私は、正直
ちゃんとゴッホさんのことを勉強したわけじゃないから
わからないっすよ)

でもさ、
ゴッホさんの
闇と光のいったりきたり
葛藤、苦しみ

孤独さ
人と繋がっているんだけど孤独さ

ゴッホさんの言葉で
友人と話すと
ひとりじゃないと感じられるといういような言葉とともに、
ゴッホさんが描いた
友人の絵がたくさんたくさん、出てくるのだけど

むしろ、ゴッホさんの孤独が際立つように感じて

人を愛することこそ芸術と
言うけれど、
同時に
自分をそのまま愛したいという苦しみ

そんな
深い深い深い
哀しみと苦しみと
でも、希望と光と

そんなゴッホさんに私は感じたんだけど、

自分そのものだど言っていた
ひまわり

そのひまわりの造花が
飾られまくった
映え用の部屋とか

かわいくキュートな
イラストにされたゴッホさんグッズ

あのゴッホさんが描いた自画像は
どんな思いで描いていたんだろうと
思うわけです。

売れないことを苦しんでいた時期

今、売れまくっているこの世

でも、
果たして
これでゴッホさんが
触れて欲しかった世界として

伝わっているんだろうか。

彼にとったら
こんなの本望じゃない。
屈辱すぎる。

なんて、
ゴッホさんじゃないくせに
思ってしまった私。

どう解釈するか
どう受け取るか
そんなことは
確かに
人次第だ。人の自由だ。

でもさ、
大切にしているものを
大切にしている世界を
理解しようとすること
知ろうとすること

それは
絶対忘れちゃいけないと思うんだよな。

イベントプランナーとして
少しずつ活動させていただいている私。

その人の本質を
大切にしていることを
大事に大事に
魂込めて伝えたいわ

と改めて思ったのでした。



約40分間のこの展示展は
とてもとてもよかったです。

ゴッホさんの中にあるものを
一緒に感じられるもの。

ちなみに、一緒に行ったお友達いわく
1年前に埼玉で開催された時と
演出が変わっているそうですよ!

首都圏のお住まいの方
もし、よかったら行ってみてください!


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