【6/21(水) 朝の相場情報】パウエル、タカ派発言に注意… 日本政府による為替介入はあるのか?
おはようございます、トレーダーのヒロセです。
朝の相場情報(通称:朝ヒロセ)です。
昨日の米株式市場は続落。パウエル議長の議会証言を前に神経質な展開となり、ナスダック-0.16%、S&Pは-0.47%、ダウは-0.72%となりました。
ドルは続伸。ただ、円も上昇したためドル円は141円台中盤で取引終了しています。
本日は、
23:00 パウエル議長発言
となっています。
今回の発言はかなり注目が集まっているように感じます。
相場が大きく動く可能性がありますのでお気を付けください。
それに先駆け、昨日は
副議長に指名されたジェファーソン理事と次期理事候補のクック氏は、議会証言でインフレ率を標準に戻すと強調しました。
ジェファーソン理事は「インフレ率は和らぎ始めたが、目標の2%に戻すことに引き続き注力するで」と発言。
クック氏は「米経済にとって今が”重大な局面”やで」と指摘しています。
温度感的には利上げ再開を念頭に置いているような印象です。
また、
細かい指標も再度反転の兆しを見せています。
建設許可件数も増えて、住宅建設が経済成長押し上げに寄与する可能性が示唆されました。
こちらは推移ですが、
かなり大きな伸びだということが分かります。
これらを受けて、昨日はドルが上昇しました。やはり、インフレ圧力はかなり根強そうですね。
今回のグラフも同様ですが、下落は少し、上昇は強力という感じです。
前回のFOMCからここまでは、利上げせざるを得ない状況が続いています。
おそらく、今夜のパウエル議長も市場に対し、7月及び年内の利下げはないという強いメッセージを発信してくるのでは?と見ています。
メッセージと言えばこちらも、
また、米国が16日公表した報告書で為替操作国の監視対象リストから日本を除外しました。
それに対し、「これまでの当局間の緊密な意思疎通を反映したものやで」と述べた。
これらを受けて円は上昇しています。
ですが、だからと言っていきなり為替介入するかといえば、そうではないでしょう。
ここでまた為替操作国のリストに入れられるような行動をしてしまうと、本当にやばい時にきれるカードがなくなってしまいますからね。
諸外国との政策の違いはかなり大きなものとなっています。このような要人発言等は一時的な調整で、今後も円安が続くのではと見ています。
では、各通貨のインデックスを見ておきましょう。
・ドルインデックス 日足
形的にはそんなに強くなさそうですね。
個人的には今日のパウエル発言でドル高になると予想していますが、どうなるか?
・円インデックス 日足
円は一旦の戻しではないでしょうか。上にかなり強い(紫線:年足ピボット、白線:月足ピボット)ラインが密集しています。
抜けるのは厳しそう。
・ユーロインデックス 日足
ユーロは注目していたラインにタッチしてきました。
ここは一旦天井となってもおかしくないかなと見ています。
・ポンドインデックス 日足
ポンドはかなり底堅い印象。
まだ上昇が続きそうですね。
というわけで、現在持っているポンドドルショートは100Pipsほど含み益ですが、目標までは厳しいかもしれません。
今日の狙いとしては【円の戻り売り】【ユーロ天井狙い】あたりをしていこうと思います。
具体的には、
・ポンド円 ロング 179.486
・ドル円 ロング 140.964
・ユーロドル ショート 1.09718
あたりで指値を入れておこうと思います。
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