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【オンライン職業講話】外部講師を招いて実施してみたらできた

今回の内容は「オンライン職業講話 TEAM SWYK CAREER PROJECT for School」。

1. 子どもたちのキャリア教育を守るために

現在、このオンライン職業講話は学校向け一般向けの2つがあります。
学校向けの実施の目的は、コロナの影響で学習が遅れている子どもたちのキャリア教育を保証すること
6月から多くの地域で学校が再開されました。登校できるようにはなったものの、元通りの生活に戻ったわけではありません。私の知り合いの先生方にお話を聞くと、今は2ヶ月遅れている学習を取り戻すことが最優先。そのため、様々な行事を削り授業の時間を確保することで学校現場は動いていると聞きました。

文化祭や体育祭の縮小は、子どもたちの協調性や能力を発揮する機会を奪います。学校生活の大きな思い出ともなろう行事が行えないこと、子どもたちのことを考えると、とても辛い思いです。
また、キャリア教育での「職業体験」や「職業講話」も今年は難しいだろうという議論になっているそう。体験するにも、お店や施設ありき。コロナの感染が縮小しているとはいえ、お店や施設側も「何かあってはならない」と、中高生を受け入れることに躊躇することは容易に考えられます。
こうした職業体験や職業講話は子どもたちの将来、また毎日の生き方を考えるとても大切な機会。その機会が奪われては、子どもの将来の選択肢が増えない。そうなってしまわないためにも、現在普及が急激に進んだネットを使い、力になれないかと考えました。そこでつくったのが学校向けオンライン職業講話。

これまで、静岡県の私学で2度この『オンライン職業講話』を実施させていただきました。
1回目は1クラス約40人を対象に実施。講話の講師には、このオンライン職業講話の立ち上げから協力いただいている【翻訳書の編集者】をしている、TEAM SWYK CAREER PROJECTのスタッフにお願いをしました。
そして2回目は、私自身が学年約100人を対象に講話をさせていただきました。

いえば、これまではこのプロジェクトの立ち上げに関わってくださった方と私の内々で進めてきました。
しかし、次のステップは「外部からの講師」にお願いしてオンライン職業講話を成功させること。
そこで、プロジェクト立ち上げから協力くださってる静岡の私学学校で務めている林先生のご紹介で、「獣医師」として活躍されている唐澤さんに講師をお願いすることにしました。

2. 外部からの先生は「獣医師」さん

これまでは、私と関さんと林さんの3人で打ち合わせを重ねてスピーディーに、トントントンと進めてきたのですが、さてさて私たち以外の人が仲間に加わった時どうなるのか。それを検証するためにも、とても重要な回になりました。
唐澤さんは林さんの大学の時の同級生。
彼女は、大学生時代に所ジョージの『笑ってコラえて』にも取り上げられたことがある獣医師さん。

Zoomで打ち合わせを重ね、講話の流れや、講話に使うアプリの確認をしいざ本番へ。
また、今回は新しい試みとして、林先生が担当しない学年の生徒への講話を実施しました。
2年生の学年の先生にZoomでの講話の進め方を確認し、進行もお願いをしました。
まさに、3人以外で進めていただく新企画。どう転ぶかはわからない中で経験を積むためにもやらせていただきました。

3. 生徒の反応

参加してくれたのは約60人の中学1・2年生。
2年生は必修だったのですが、1年生は前回の廣瀬の授業に参加し、気に入ってくれたお代わり組。
その意識を持って授業に参加してくれたのはとても嬉しいこと。
早速、今回の講話を受講してくれた生徒のみなさんの感想をご覧ください。

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生徒の感想からもわかるように、今回の職業講話も多くの生徒の心に届いたようです。
「オンラインだからもっと分かりにくいものだと予想していたが、リアルタイムで先生に質問などができ非常に良い時間にすることができた」と、オンラインで行うが上での懸念も払拭するようなご意見。
自分の目の前にいないということで物理的な距離は感じますが、画面越しに一対一で話している感覚になれるのがオンラインの良いところ。

数を重ねることで、オンラインで行うノウハウが身についてきました。これをさらに実用的にまとめていくのが次のステップ!

多くの学校に使ってもらえるように整備を進めます!

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