マッチング職業講話の仕組みをつくりたい

1.簡単に繋がり、生の情報を得られる機会を

コロナウイルス感染拡大防止のため、現在全国には緊急事態宣言が出されており、不要不急な外出は避け、人との接触の機会を減らさないといけない状況。
そんな中、学校に行けない子ども。仕事に行けない大人が日本だけでなく、全世界中にいます。
STAY HOME。家にいながら、リモートワークをしたり、学校から出る課題を黙々と行う日々。

子どもたちからすると、先生のLiveでの授業を受けられないだけでなく、あらゆる学校行事もできないまま、この休校の時間は過ぎていくばかり。
そんな中、来年の3月を迎えると、また新しい進路に進む学年に在籍する生徒たちもたくさんいるわけです。
将来は◯◯な人生でありたい。そのためにも◯◯な仕事に就きたい、◯◯の勉強をしたい。と、考える時間は大切です。
学校教育には、キャリアを考える時間があります。例えば、中学2年生で行う職業体験がわかりやすいんじゃないでしょうか。自分が興味ある近所の会社や学校、そして商店などで約1週間程度実際に働いてみる。他にも様々な仕事に携わる方々が学校に来て、仕事の内容や、その職に就くまでの話を聞かせてくださる職業講話があります。

生徒・学生の子どもたちが将来の自分のあり方を考える時、こうした身の回りの大人の存在ってものすごく大切。置かれた環境によっては、ものすごく偏りがあるし、「え!そんな仕事が世の中にあるの?」「その方法で、その仕事に就けるの!」と、知らないことも多くあるはず。
情報を多く得られる機会はもちろんのこと、生の声を聞けることってものすごく大切だと思います。

2.だから今こそオンライン職業講話

学校で得られるはずのそんな機会が、奪われている子どもたち。また、自分にできることは何かと、職場に行けずに自分の力を発揮する場所を探している大人。
今の両者にあるのは、時間。その時間をうまく将来を考える時間、そして自分の仕事を整理する時間にならないかな〜というのが、今回の提案。
時間とオンラインに繋がる回線さえあれば、どんなに距離があろうと繋がることができる。あと必要なのは、その両者を繋げる人のみ。
そこを役割を担っていきたいなと思っています。
名付けてオンライン職業講話。

では、どのように進めていくのかというと、一般的にはインスタやFacebookで繋がっている人たちに参加してもらう。これがベース。

ストーリー機能には質問することができるので、生徒・学生に「あなたはどんな人生でありたいですか?」「どんな今を生きている大人の話を聞きたいですか?」「どんな職業に就いている人の話しを直接聞いてみたいですか?」と質問。
で、その質問を受けて「◯◯な話をしてくれる人を探しています!今の高校生・大学生にお話ししていただけませんか?」とマッチング。
もちろんインスタグラムやFacebookだけではなくて、行く行くは学校と繋がって、教室とのコラボができたら最高です!(コロナが終息してからですね!)

で、話すのはZoomかな?時間は30分ぐらい。
数を限定して、ミーティングルームをつくりそこに話してくれる大人と、聞きたい学生・生徒が参加(もちろんここに廣瀬が入り、ファシリーテートします!)。
大人の方々がこれまでの自分の活動を紹介してくれるのもよし、質問コーナーのみで、「その仕事に就くまでにどんなルートがあるんですか?」「その仕事をするにはどんな進学先が良いですか、どんなマインドが必要ですか?」みたいな質問にひたすら答える、みたいな。

どう?この仕組みができればきっと、子どもたちの視野が広がって、自分の将来の姿をイメージしやすくなると思うんですよね。
要は、今の学生・生徒さんにもっともっと世の中に広がる自分に合いそうなロールモデルを見つけて欲しいなという想いです。

オンラインは各サービスに使い回しできるっていうのも強み。
Zoomで話している内容を録画しておいて、その動画をYouTubeにUPする。すると、その時間に話が聞けなかった子どもも、自分のに繋がりのない子ども、遠くに住む子どもにも届けることができる!
「YouTubeばっかり見て!もう」と怒られちゃう子どもには、ブログや通信みたいに読み物にしちゃって、このノートに貼り付けちゃうとか。
その仕組みを作ることができれば過密地域過疎地域関係なく、平等なチャンスをつくれるんじゃないかな〜と思うんです。

3. 続く活動にするために

あとは、報酬等のお金面と安全管理をどうするか。時間をいただいて話をしていただく分、それなりの報酬は必要なのかなとも思うし、18歳未満の子どもたちも参加してくれるかもしれないので、その辺りのルールの徹底もしていかなければならないと思うんですね。

自分のイメージでは、このオンラインで話した後、「もっとお話聞きたいです!」という学生さんが増えてくるはず。「イメージは持てたんですけど、もっともっと詳しく教えてください」みたいな意見も出てくるんじゃないかなと思うんです。

世の中には、こんなオンラインキャリア教育はすでに形としてあるそうなんです。なので、“他にないものを作る”という点で次はオフラインの場所を作る。
「憧れる仕事をしている人」「自分にとってキラキラしている人」っていうのは直接会って話してみたいはず。好きな歌手のLiveに行くのもそんな感じですよね。だから、オフラインの講演会のような機会を作って、そこで参加券を販売する(値段はスピーカーの方に設定してもらう。中には時間をお金にしてくれないとという人もいれば、そんなのいらないよ!って方もいると思うので)。

どうでしょう?いい時間作れそうじゃないですかね?
このマッチングによって、子どもたちの夢が広がると嬉しいし、またその人自体を好きになってもらって、人生のロールモデルを見つけてもらうのもあり!また話し手も、自分の仕事がかっこいいと言ってもらえると、モチベーションも上がるしね。
せっかくこうして、ネットが発達して使える時代。時間があって新しいものを生み出したい今。こうした新しいことを始めてもっともっと上手に意味のある時間を使いたいよね!という提案でした。

オフライン職業講話には、ブラジルの子どもたちが日本遠征に来た時に泊まった廣瀬家のこのスペース使う?(もちろんコロナが終息してからですけどね!)

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