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「noteの片隅で愛を叫んだけもの」 #呑みながら書きました。


よーこのいとーはーあーなたー
たーてのいとーはーわーたしー
おーりなーすnoteはー
いーつーかーだーれーかーをーーー


ここまでスマホのメモに書き残して、寝落ちしていたので、起きてから続きを書こうとしてますが、なんで↑を書いたのか、記憶ない。呑みながら書くにしても、ある程度、酔いすぎないという、キーボードはミスするけどかろうじて打てる、ぐらいの正気は必要なんだと今回わかりました。ほんとうに酔ったら、PC起動するのもおっくうだし、そのまま床で寝てました。気持ちよかったからいいんだけど。


本祭は、夜から朝まで、二日酔いもOKだったと思うので、寝起きで恐縮ですが今から書きたいと思います。血中アルコール濃度は、まだ残っているはずです。ローテンションなのは、朝の歌舞伎町の雰囲気に似てると思ってください。


男性によくモテたんですよ。むかし。もっと若かった頃に。呑み書きでなんの話をしようかなって考えたんですけど、呑みの席なんで、ふだんしない話、まあちょっとは内輪ネタ?みたいな、実は~みたいな話題がいいかなーと思って、私は「おっさんずラブ」の話をしたいと思います。といっても、「おっさんずラブ」は実はよく知らない。TVで流れてるの見て、なんか男同士の恋愛もおもしろいなーぐらいの印象で、吉田剛太郎?でしたっけ、シェイクスピアとかに出てた顔の濃い役者さんは好きなんですよ。今回の大河の演技も好きで。眼力がいい。言い寄られたらどうするか?どうもしません。


そうなんですよ、言い寄られても、どうもしないんです。私は、ずっと女の子が好きで、それは今でも変わらないので、男の人に言い寄られても、どうもしないんですよ。あ、ここまで書いて、ちょっと注釈すると、私はここでジェンダー的なあれこれとか、同性愛をネタにとか、そういう気持ちでは書いていません。でも、実質、ネタにしてるやん、という言葉に対しては、「日記なんてそもそもあったことを、経験を話すんであって、ネタにしているといえば全部をネタにしているとも言えるし、あらゆることをネタにするなと言ったら、なんにも書けない」ということで、私は剛太郎さんは役者としては大好きです。


最初に、あれ、男性にモテるのかな?と思ったのは、18歳でタイに一人旅に行ったときで、現地の男性に声掛けられて「おれは既婚者だから心配するな」って二人で酒飲で泥酔して男性の手配したホテルに「おまえ今夜泊まるとこ決めてないだろ?」て言われて行ったら、男も泊まったという。ダブルベットで、おれだけ寝るのかな、と思っていたら、男も隣で寝だして、抱きついてきたという。「おっさん、おっさん、なにしてんですか」て言ったら「じつはバイで男もいけるんだよね」みたいなことを言うわけですよ。え?既婚者って言ったよね?それはおれを安心させるための罠?とまでは思ったかどうかは記憶がないけれど、ふたりとも歩けないぐらい酔ってたし、男はなにもできないだろう(こんだけ酔ってたら)と思って、そのまま朝を迎えました。


たぶんなにもなかったと思うんですよ。キスぐらいされたかもしれないけれど。それからその男性が、ツアーコンダクターみたいなポジションになってくれて、タイのことなにも知らない(沢木耕太郎の深夜特急を読んで、航空券だけ購入して行った)けど、その男性のおかげで、観光地も回れたし、夜は夜でクラブで遊びまくったし(そこでコカ・コーラ―のウイスキー割を二人で一気しまくっていた)、現地の言葉がよくわからないけれど、男性は日本語を話せたので、支障なく楽しい時間を過ごしました。男性が日本語を話せたのは、日本人相手のキャバクラ?クラブ? あーママさんがいたから、クラブか。クラブの男性スタッフだったからなんですよ。バッポン通りとかタニヤとかあのへんの。


そう考えると、私が初めて女の子がたくさんいるお店(キャバクラとか)に行ったのは、タイのそのお店が初めてで。みんな同い年の18歳ぐらいで、営業前にソファーに寝そべってカラオケとか歌ったり、ご飯食べたりしてて。営業始まったら、私は1人で夜の繁華街をうろうろして、夜の12時にになったら、営業終わりのみんなで連れ立ってクラブに行って朝まで飲んで、泥酔してホテルに戻って、夕方に起きて(以下ループ)。その時の楽しい記憶があったから、キャバクラに対して偏見がなかったのかな。


なんかダラダラ書いてるけどいいかな。たまには。飲んでてみんな潰れだして、朝方の居酒屋って、シラフに近い人だけが、だらだら会話するじゃないですか。あんなノリだと思ってください。タイのクラブ(こっちは踊る方)でも、知らない男性に手を繋がれて「隣に座ってくれ」とか言われたな。暗闇で。まだ男性に言い寄られることになれてないから、そんなものかって、座ったけど、座った瞬間に肩に頭乗せてきて「いやいや、恋人乗せでしょ、それ」ってさすがに気がついて逃げようとしたら腕を引っ張られて、男性の力って強いじゃないですか? いっしゅんやべっと思ったけど、「アイ・ライク・ウーマン・オンリー」って大声で叫んで事なきを得たという。


そこから帰国して、渋谷で1人で回転寿司に行ったら、隣にいたおじさんが「きみ、安いネタばっかり食べてるけど、おごるから、好きなの食べなよ」って言ってくれて、生来の天真爛漫さ(うそ、そんなものはないから、若気の至りか、ひとに対する警戒心のなさか)で、「えー、いいんですかー?」ってキャバ嬢みたいにたくさんおごってもらって、その後でお決まりのバー(薄暗いろうそくだけの照明のバー)で、こんこんと口説かれました。「きみ、笑ってるけど、僕は真剣なんだよ」って、ちょっと本気で口説かれると(うわ、めんどうだな)って思うよね。だから、女性のみなさんが男性に口説かれるめんどくささ、(私はそこまであなたのことは思っていないけど、ごはんは美味しいです)の気持ちは、ちょっとはわかる気がする。多少。


その後で、「よし、わかった。じゃあ最後に、カラオケに行こう」って言われて、ちょっと安心した僕が浅はかでした。皆さんも気をつけてくださいね。個室になるとおっさんは襲ってくるので。私は片手で全力で防御して、全部おごってもらって逃げました。流行りの援助交際。安室奈美恵さんが流行ってた時代。


それからも、終電逃して映画館で寝てたら隣の男性に下半身を触られたりとか(それが上手いんですよ。ビブラートがかかってるんですよ)、公衆トイレで、男性用便器がたくさんあるのに私の隣に来て私の下半身をやたらジロジロ見てくるなーと思ったら「ねえ、個室で、いいことしよ?」とか言われるし、はいはいって、その頃にはもうベテランなので、「あーその気ないんでー」って、二人で駅までいっしょに歩いたな。歩きながら「男性が好きかどうかって、わかるものなんですか?」って不思議に思って聞いてみたら、「目を見たらわかる」ってその人が言うんですよ。「じゃあ僕の目はどうですか?」って見てもらったら、一瞬、間があって「きみはちがう」て言われて、ですよねーって。そうなんですよ、僕はちがうんですけど、よく口説かれた。


駅の待合室で声かけられたりとか、満員電車でいきなり「きみ、いい男だねー!いいねー!」って言われて、満員だから逃げられない。「はあ、そうですかね」って答えたら「背いくつあんの?どこ住んでるの?」とか畳み掛けられて、苦笑いでこたえて速攻で次の駅で「あ、おれ、ここなんで」って言って逃げました。ぜんぜん別の駅で。早く帰りたかったけど。


だから、思うんですよ。女の人が、男性にナンパされるのは、きっと面倒なんだろうなと。キャッチに会うのも、うざいんだろうなと。普通に私は向こうに行きたいだけなのに、行かせてもらえない、邪魔が入るっていうのは、フラストレーションなんだろうなと。アグレッシブに口説かれると、(好意をもたれること自体は嬉しいんだけれど、その気がないので、ごめんなさいね)という、わたしは別に悪くないけど、ちょっとは悪いことしたかな、っていう、相手の気を悪くさせてしまったという、ちょっとしたシコリみたいなものが残ったり。


悪い口説き方っていうのは、相手の罪悪感につけ込む方法だと思うんですよ。相手が断れない、断りにくい、拒否しない、拒否できないだろう、と見越して、圧をかけて口説いてくる。そういう口説き方をする人は多いと思う。恋愛だけじゃなくて、商売でも、マルチ商法でも、宗教の勧誘でも。


で、僕が当時、男性にたくさん口説かれたのは、たぶんなんだけど「断らないだろうな」と思われていたのかもしれない。なよなよしてるとか、優しそうとか、弱そうとか、男らしくない、とか、いろいろ形容してもらってもいいんだけど、強さがなかったと自己分析するんです。「嫌なものは嫌だ」という強い意思をもってなかった。逆に言えば「好きなものは好きだ」という強さもなかった。流されてた気もするし、人によく思われたかったし、傷つけたくないと思っていたし、みんな仲良く生きられたらいいな、と思っていた。(もちろん、そうは言っても、僕はたくさん人に対して悪いこともしたし、傷つけたし、聖人君子だとは思っていません。あくまで、心持ち、理想として)


若いときって、男性も女性も、たくさん口説かれると思うんです。口説かれた場合の対処方法なんて教科書にのってないので、自力でなんとかするしかない。みんながいい人で、いい口説き方をするなら世界は平和だけれど、そうじゃない、ウソをたくさん並べてその場さえ良ければいいっていうような、悪い口説き方をする人もいる。密室で逃げられない状態にして、とか。


私がなんとか無事で生きてこれたのは、ほんとうに嫌なときはちゃんと「嫌だ」って戦うようにしたからかな、と思うわけです。相手の気持ちがどうこうとか、ギャラリーがどうこうとか、とりあえずは置いといて、自分がほんとうに嫌だったら「いやだーーー!」と叫んだほうがいい。好きだったら、逆に「大好きだーー!!」と訴えたほうがいい。


で、今回の記事の画像は、つい昨日に解禁になったジブリの自由に使ってもいいよの画像で、「風と共に」じゃなくて「風立ちぬ」。映画館で見て号泣したな。途中のシーンで寝ちゃったけど、泣きましたよ。「宮崎駿もやっと大人になったな」という超上から目線で。「好きなものは大好きだ」で生きたほうが、きっといいよね。




だらだら書いてたら、いつの間にか本祭が終わっていたけど、このまま載せます。後夜祭として。いまマリナさんのつぶやき見て気が付きました。夜明けまでだったね。歌舞伎町の夜明けは昼12時、ということで。マリナさん、いつもありがとう。


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