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・柏崎刈羽原発を初視察
福島原発の事故原因を知って頂く事が必須。
関東在住の方にも知って欲しい。

動画で視察報告をしていますので、ご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=oCsDaNT41d4


柏崎刈羽原子力発電所を約4時間かけて視察してきました。


原発敷地内は撮影禁止。敷地外のサービスホールで視察後に意見交換。

原発問題には関心があり、それなりに調べていたつもりでしたが、福島原発事故を機に今なお、事故対策工事を行なっており、現時点でここまでの対策を施しているとは思いませんでしたので、驚いたというのが本音です。

色々書きたい事もありますが、
「事故が起こらないような対策がなされていること」

「事故が起こっても、福島のような事態にならないような対策は講じていること」
はお伝えしたいと思います。
しかし、物事にはヒューマンエラーを含め、100%というものはありませんので、そこをどう捉えるのかは人それぞれかと思います。
それに、対策は講じられていても、それが=(イコール)再稼働。とはならないと思います。
それは、
「そもそもなぜ、東京電力の原発を新潟に置く必要があるのか」
「新潟県民にとってのメリットが感じられない」
そして、上記にも書いた通り、
「福島原発の事故原因を知らないので、安全だと言われただけでは納得できない」という素朴な疑問に対し、東京電力だけではなく、原発を国策として進めてきた国・日本政府が明確な説明と対応をしない限り、前に進まないと私は思っています。

福島原発事故の原因は、当日頂いた東京電力の資料にも書いてありますし、新潟県の3つの検証の総括報告書にも書いてあります。中部電力HPにはシンプルでわかりやすく書いています。

新潟県 -福島第一原発事故に関する3つの検証について-
「福島第一原発事故に関する3つの検証 ~総括報告書~」


中部電力 -福島第一の事故原因は、もうはっきりしたの?-


福島原発は「地震で壊れたから放射性物質が飛び散った」のではなく、「高温の原子炉を冷やすための冷却水を注水する発電機が、津波の水によってショートし、原子炉内の燃料が溶け出したこと」が最初の原因なので、この発電機がショートせずに注水し続けられていれば、現在の福島のような事故にはならなかったという事です。

原因はわかっているので、東京電力と政府はそれをシンプルに伝え、新潟県民のみならず、多くの日本国民に伝え、知って頂く必要があると考えます。

また、新潟に東京電力の原発を置く理由の説明と、再稼働を含め、そのメリットを新潟県民が実感できるようにする事が必要であり、これは東京電力だけではなく、国・政府も動かなければならない事だと私は考えます。

この2つがクリアされて初めて、再稼働是非のテーブルに乗るのではないかと思いますので、この努力を東京電力と政府にお願いしたいと思います。

そして、新潟に東京電力の原発がある事によって、県民が分断され、苦しんでいることを東京電力エリア内の関東圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県(富士川以東))の方に知って頂きたいと思います。

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