いつかは晴れるときが来ると信じて

私の心の中はいつも雨模様だ。鬱々としていて、哀しくて、苦しくて、そして消えてしまいたくて――。

だからいつも、心の中は雨が降っているような気分だ。すぐに疲れてしまう身体も、心も、ぜーんぶ捨ててしまえたらいいのになと思っている。けれど、そんなことは出来ないから、私は私と向き合って生きるしかないのだ。

どんなに雨模様の日々が続いても、いつか晴れる日が来ると信じて、一日一日を生き延びていくしかないのだ。そうやって私は生きる。

明日、社労士さんに会う。障害年金申請の手続きのためだ。私は少しずつ、自分の世界が狭くなっているように感じている。ジムを解約し、仕事を辞め、障害年金の申請をして、家にこもって本を読む。

人と会うのは楽しいけれど、なかなかうまくいかない。明後日、仕事を辞める。明後日までにしなければならない事、見つけなければならないもの、いろいろあるけれど、それをするのもままならない。

泣きたいくらいに何も出来ない自分が嫌になるけれど、いつかはきっとそのループから離れられると思う。やまない雨はないように、終わらない哀しみや苦しみはないのだとそう思う。

時間が解決してくれることはそう多くはないけれど、時間が解決してくれることも少しはある。そう、少しはあるのだ。少しあれば、十分じゃないか。そう思うように今はしている。

私の病気は、付き合って行くしかなくてつらい時は勿論あるけれど、そんなことみんな抱えている。自分だけじゃない。頑張らなきゃ――。

そう思って生きてきた。けれど、そんなに思いつめなくたっていい。泣きたいときは泣けばいいし、苦しい時は逃げてみたらいい。今は少し逃げの時。しばらく逃げた先に光があるなら、それに縋ったっていいじゃない。

そう思っている。

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