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SNSではターゲットと発信内容を統一せよ/有料と無料の線引き

佐藤ひろおです。会社を休んで三国志を研究しています。

やまもとりゅうけん『人生逃げ切り戦略』を買って読みました。いまの自分に出来ていないこと、つぎに必要だと思ったことだけを抜粋します。この情報さえ抜き出せたら、本は捨てても平気そうです。
本のなかで、「これはダメだぞ」と指摘されているSNSとの付き合い方を、まさにぼくがやっている気がするので、戒めたいと思います。

ぼくの、このnoteは、「メインチャンネルなき、サブチャンネル」状態なんです。だれ(どういう属性)の人間が、だれに向けて発信しているのか、という設計がないまま、手当たり次第に垂れ流しているだけ。
人間ですから、多面性があるのは当然として(多面的であること自体は、問題ではない)、アカウント主の自分は、いったいだれなのか。何者として認識されたいか、というのが不明すぎます。

「三国志の具体的な内容を除いた、その以外の全部」というのが、このnoteの位置づけなので、サブチャンネル化は、既定路線といえば既定路線ですが、それじゃあ勿体ないので、もうひと工夫です。

SNSではターゲットと発信内容を統一せよ

自分が感じていた不安・苦悩の解決法を提示せよ。
SNSでは、ターゲットと発信内容を統一し、「○○している人」というブランディングを行う。各種媒体でターゲットを統一することで、「かれは○○の人」であると、多数のユーザーに認知させることができる。
グーグル検索で「指名検索」され、サイトの検索順位があがる。

出したいものを手当たりしだい出すスタイルは、ユーザーに「見る動機」を与えにくい。一瞬で、コンテンツの有益性を伝えなければならない。一瞬でコンテンツの便益性を伝えるには、「統一感」が必要。
どのコンテンツを切り取っても、ターゲットがブレていないことが大切。やまもと氏であれば、エンジニア向けの発信であることが、一目でわかる。

自分の発信によって、「だれをどの状態から、どの状態に変化させるか」。これが、ターゲットとポジションを設定する基本。これを最初に明確に定義せよ。さすれば、最小限の労力で結果を出せる。

ソフト面のアプローチで「世界観」をつくる

有益な情報を投げているだけでは、ほかの発信者と区別されない。「あなた」に課金する動機にならない。あなたへのロイヤリティが必要。
いつもの発信、独特の言い回し。「言いそうなことを言う」マンネリに、いいねが付く。ドラえもんやサザエさんは、期待どおり進むからよい。また、近づく余地として、キャラクターに隙をつくる。恐妻家など。だからこそ共感が得られる。

目線を45度下げれば、フォロワーが増える

世の中の大半は「初心者向けコンテンツ」が占める。書店しかり。初心者のほうが数が多いので、フォロワー・チャンネル登録者を稼げる。はじめに初級者にむけて発信し、かれらの信頼を得てから、中級者以上にコンテンツをひろげていくのがベター。
やまもと氏の場合、プログラミングであれば、実際にコードを書いたことがないひとが大半。習得したのちにどんな働き方ができ、どれくらい収入が得られ、ワークスタイルがどのように変わるかを発信。

初級者を引きつけることができれば、フォロワー1万人を得られる。すると、一部の中級以上にも発信が届くようになる。「自分が育てた初級者」が、中級者としてのファンになる。
初級者向けはメインチャンネル、中級者以上向けはサブチャンネルなど。

個別性の高い情報は「有料」で提供する

情報に価値をつけて販売するとき、どこまでを無料にするか。線引きの基準は、「個別性の高い情報」かどうか。

自分から不特定多数に向けて発信するならば、それが初級者向け・中級者向けのいずれであろうと、質が高くても低くても、すべて無料とすべき。
無料とすべき理由は、いずれその情報は、より影響力・知識をそなえたひとに上書きされるから!! どうせ負けなら、最初からぜんぶ無料でよい。いち早くその情報を無料で提供したことにより、あなたの信頼性が増し、フォロワーが増える(という形で利益を刈り取る)。

不特定多数に向けたあなたの発信に価値を見出したひとは、つぎに、「自分のためだけの情報」をあなたから求めるようになる。たとえば、多数にむけたブログ運営法ではなく、"自分の" ブログの売上を増やす方法を、あなたから教わりたがる。課金するのはそこ。

無料でだした情報の質が高いほど、ユーザーの期待値はあがる。「お金を払えば、より濃い情報が得られる」とし、お金を払ってくれる。

不特定多数の初級者むけの発信は、出し惜しみしないで無料。これは抽象度がたかい。有料コンテンツは、より対象をしぼり、具体的な発信をする。やまもと氏は、月額課金をしたメンバーには、個別に質問に答え、オフラインで会ったときに直接アドバイスをする。

いさぎよく、はじめからすべて無料で情報を提供する。「マネタイズ」よりさきに、フォロワーという「資産」を得る。これがSNS活用法。

おわりに

ぼくができていないことばかりでしたね(笑)
とりあえず、リクエストをもらっている、あるテーマの本があるので、それを執筆して、「自社商品」のラインナップを増やしてから、SNSによるマネタイズに本腰を入れたいです。院試が終わったら!!!

活動の中心・基地となる、ウェブサイトをパワーアップさせたい。これが、すべての活動の出発点です。

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